この記事ではアサヒ飲料から発売されている「カルピス 守る働く乳酸菌(L-92)」の効果効能や価格・カロリーなどについて解説しています。
「守る働く乳酸菌(L-92)」は特定保健用食品ではありませんので、メーカーが効果効能を表記して販売することはできません。
「守る働く乳酸菌(L-92)」は何の効果がどの程度あるのかを検証しました。
Contents
「守る働く乳酸菌L-92」を購入すべき人はこんな人|効果あり
まず最初に「守る働く乳酸菌 L-92」を購入すると効果が十分得られると考えられる人を4つあげます。
- お子さんまたは本人がアトピー性皮膚炎で悩まれている方
- ハウスダストやノミなどのアレルギー症状に悩んでいる方
- 花粉症の季節がつらい方
- インフルエンザや風邪症状を予防したい方
なぜ上記の方が対象となるのか、またその効果はどの程度であるのかを検証していきます。
「守る働く乳酸菌(L-92)」の種類やカロリー、糖質などをまとめました
「守る働く乳酸菌(L-92)」は2019年12月現在3種類のラインナップが存在します。
それぞれの商品についてカロリーや糖質などをまとめましたのでご覧ください。
商品名 守る働く乳酸菌 |
カロリー | タンパク質 | 値段 (希望小売価格) |
糖質 (炭水化物) |
「守る働く乳酸菌」 PET 100ml |
60kcal | 1.0 | 128円 | 14g |
「守る働く乳酸菌」 ゼリー |
144kcal | 1.1g | 190円 | 35g |
毎日に加える 「守る働く乳酸菌」 (300ml) |
75kcal (50ml) |
0.8g | 380円 (50ml) (1回63円) |
18g |
まず何よりも言いたいのは名前ですね・・。
てっきり「L-92」が商品名かと思っていたら正しくは「カルピス守る働く乳酸菌」が商品名なんですね。
「乳酸菌」が商品名なんて違和感ありまくりですw
商品ラインナップは3種類で、ペットボトルタイプ、ゼリータイプ、そして牛乳などに加えて飲むタイプです。
牛乳に加えて飲むのはカルピスならではの商品と言えるでしょう。
特筆すべきは「守る働く乳酸菌ゼリー」の糖質の多さ・・カロリーも高いので体重を気にされる方は注意です。
参考までにコカ・コーラは100mlは45kcalですので、「守る働く乳酸菌(L-92)」を摂取すると、コカ・コーラ100ml~300mlを飲む程度のカロリーを摂取することになります。
「守る働く乳酸菌 L-92」は保健機能食品ではないので効果は表記できない
アサヒ飲料(カルピス)から発売されている「守る働く乳酸菌 L-92」シリーズは保健機能食品ではありません。
保健機能食品は、健康食品のうち安全性や有効性等が国の設定した一定の基準を満たした食品である。健康食品の品質を見極める時、評価基準の一つとすることが出来る。
Wikipedia 健康食品 より引用
そのためアサヒ飲料は「守る働く乳酸菌 L-92」の効果効能を表記して販売することはできないのです。
しかし国が定めた基準をクリアしてないからといって効果がないわけではありません。
アサヒ飲料はHP上で「守る働く乳酸菌 L-92」に含まれる乳酸菌L-92についての研究結果を公表していますので、それらを元に「守る働く乳酸菌 L-92」にどのような効果がどの程度あるのかを検証していきます。
「守る働く乳酸菌 L-92」に含まれる乳酸菌の効果
「守る働く乳酸菌(L-92)」は商品名からしてバレバレなのですが、L-92という名前の乳酸菌を使用した乳酸菌飲料です。
まず「守る働く乳酸菌(L-92)」に含まれる乳酸菌について触れておきます。
「守る働く乳酸菌 L-92」に含まれる乳酸菌は?
「乳酸菌」と言ってもその効果はさまざまです。
「人間」も個人で能力が異なるのと同様ですね。
アサヒ飲料から発売されている「守る働く乳酸菌 L-92」に含まれる乳酸菌の名前は、アサヒ飲料のHPから抜粋すると次のようになっています。
L-92乳酸菌の正式名称は、「ラクトバチルス・アシドフィルス L-92株」です。アサヒグループが保有する多くの乳酸菌の中から、アレルギーを抑える効果が期待される乳酸菌として選抜された菌株です。
アサヒ飲料Q&Aより 引用
「守る働く乳酸菌 L-92」に何の効果効能があるのかがバレてしまいました。
「守る働く乳酸菌 L-92」にはアレルギー症状に効果を持つ乳酸菌が含まれていることがわかります。
ちなみに商品に対して効果効能を謳うことは薬機法という法律に抵触しますが、商品に含有される成分に何の効果があるのかをHP上で公開することは合法なのです。
奇妙な話ですね笑
「守る働く乳酸菌 L-92」の効果3つ
では「守る働く乳酸菌 L-92」には具体的にどういった症状にどのような効果があるのか、臨床試験の結果を元に解説していきます。
「守る働く乳酸菌 L-92」の効果は3種類
結論から言えば「守る働く乳酸菌 L-92」には次のような3つの効果があります。
- アトピー性皮膚炎の症状緩和
- アレルギー性鼻炎の症状緩和
- 花粉症の症状緩和
アトピー性皮膚炎もアレルギー性疾患の1種でメカニズムは次のようになっています。
アトピー性皮膚炎の原因についてはまだ解明されていないこともありますが、皮膚のバリア機能が低下した乾燥状態に、アレルゲンの侵入(ダニ・ほこり・食べ物など)やストレスなどの多様な環境的要因が重なって起こると考えられています。
くすりと健康の情報局 より引用
ですので「守る働く乳酸菌 L-92」3つの効果は全てアレルギー症状に関与しています。
「守る働く乳酸菌 L-92」はアトピー性皮膚炎症状を緩和する
まずはあなたが「守る働く乳酸菌 L-92」を摂取すればアトピー性皮膚炎症状を緩和する効果が得られるかもしれない、というお話をします。
アトピー性皮膚炎に対する効果については次のような臨床研究が行われています。
対象:生後10か月以上3歳未満のアトピー性皮膚炎患児45名
被験者を次の2つのグループにわける
- L-92乳酸菌を通常量摂取するグループ
- L-92乳酸菌を低用量摂取するグループ
6か月間服用を続け、経過を観察する。
要は「守る働く乳酸菌 L-92」を摂取するグループとほとんど摂取しない(低用量)グループで、アトピー性皮膚炎症状がどのように改善したのかを検証したわけですね。
結果は次のグラフのようになっています。
カルピス由来健康情報室 より引用
皮膚症状のスコア、およびアレルギー関連指標である血液検査の数値も減少が見られます。
このことから「守る働く乳酸菌 L-92」にはアレルギー症状を改善し、アトピー性皮膚炎の症状を改善する効果があることが推測できます。
アトピー性皮膚炎に効果があるとされている乳酸菌製品は他にもあり、明治プロビオヨーグルトR-1やヤクルトから発売されているおいしい発酵果実があります。
それぞれ別途記事にしていますので読んでいただければ幸いです。
記事⇒【効果は4種類】明治プロビオヨーグルトR-1の効果効能は?
「守る働く乳酸菌 L-92」は通年性アレルギー性鼻炎症状を緩和する
次はあなたが「守る働く乳酸菌 L-92」を摂取すれば通年性アレルギー性鼻炎症状が改善される可能性がある、というお話です。
通年性アレルギー性鼻炎についての臨床研究は次の通りです。
被験者:ダニやハウスダストによる通年性アレルギー性鼻炎をもつ49名
被験者を次のグループにわける
- L-92乳酸菌を含む食品を摂取するグループ
- L-92乳酸菌を含まない食品を摂取するグループ
8週間摂取を続け、経過を観察
要は2か月間、「守る働く乳酸菌 L-92」を食べ続けると通年性アレルギー性鼻炎の症状はどのように改善したのかを調べたわけですね。
結果は次のようになっています。
カルピス由来健康情報室 より引用
鼻の症状は統計上明らかな改善が見られ、眼は統計上明らかとは言えないまでも改善傾向が見られます。
私ものみやハウスダストをアレルゲンとする通年性アレルギー鼻炎で苦しんでいる人間の一人です。
病院に通院してステロイド噴霧の薬を使用して症状が緩和していますが、これを知っていれば病院へ行く前に試していたでしょうに・・・。
話は逸れましたが、「守る働く乳酸菌 L-92」には通年性アレルギー性鼻炎の症状を改善する効果があることが推測できます。
「守る働く乳酸菌 L-92」は花粉症症状を緩和する効果がある
最後はあなたが「守る働く乳酸菌 L-92」を摂取すれば花粉症症状が緩和されるかもしれない、というお話です。
花粉症については次のような臨床研究が行われています。
対象:花粉症の症状をもつ80名
被験者をそれぞれ0mg,20mg,60mg,180mg摂取するグループに分ける
L-92乳酸菌摂取前に被験者を花粉に曝露させる。
その後対象の菌末を8週間摂取し、再び花粉曝露を行う
被験者80名をいったん花粉に晒し、その後「守る働く乳酸菌 L-92」を摂取させ、2か月後に再び花粉に晒します。
2か月間の「守る働く乳酸菌 L-92」の摂取で、花粉症症状は果たして改善されたのか・・・?
というなかなか鬼畜な研究ですが、結果は次のようになっています。
カルピス由来健康情報室 より引用
2か月間の花粉症摂取により症状スコアが改善されているのがわかります。
とくに180mgの菌末量を摂取したグループでは改善の度合いが顕著に見られていますね。
「守る働く乳酸菌 L-92」には花粉症の症状を改善する効果があることが推測できます。
花粉症に曝露された被験者の方の労をねぎらいたいと思うばかりです。
花粉症症状に効果があるとされる乳酸菌製品はヤクルト400や森永ビヒダスヨーグルトなどがあげられます。
それぞれ別途記事を書いています。
記事⇒ヤクルト400とヤクルト400LTを飲んだら何の効果があるの?|徹底検証した
「守る働く乳酸菌 L-92」はインフルエンザの予防効果もある
またこうしたアレルギー疾患のみならず、あなたが「守る働く乳酸菌 L-92」を摂取すればインフルエンザを予防できる可能性があることが明らかとなっています。
「守る働く乳酸菌 L-92」とインフルエンザの関係については次のような臨床研究が行われています。
対象:冬に体調を崩しやすい221名
221名を次のグループに分ける
- L-92を添加した食品100gを摂取する111名
- L-92を添加した食品を摂取しない110名
8週間調査を続け、インフルエンザA型ウイルスの感染率を調査する
要はL-92を2か月間摂取続けると、インフルエンザA型の検出率はどうなるのかを調査したわけですね。
結果は次のようになっています。
カルピス由来健康情報室 より引用
試験期間中を通じてインフルエンザA型に感染した(A型インフルエンザが検出された人)の割合は低かったことがわかります。
このことから「守る働く乳酸菌 L-92」にはインフルエンザの予防効果があることが推測できます。
インフルエンザに効果があるとされる乳酸菌製品は明治プロビオヨーグルトR-1やヤクルト400などがあります。
それぞれ記事にしていますのでごらんください。
記事⇒ヤクルト400とヤクルト400LTを飲んだら何の効果があるの?|徹底検証した
記事⇒【効果は4種類】明治プロビオヨーグルトR-1の効果効能は?
「守る働く乳酸菌 L-92」には便秘改善効果がある
またあなたが「守る働く乳酸菌 L-92」(ほとんどの乳酸菌含有食品が該当しますが)を摂取すれば整腸効果、つまり便秘改善効果が得られるかもしれません。
便秘改善効果を検証するために行われた実験は次のとおりです。
対象:便秘傾向の30-50代成人女性60名
被験者を次のグループに分ける
- L-92を1×10^9含有する発酵乳を摂取するグループ(試験食)
- L-92を含まない疑似飲料を摂取するグループ(対照食)
4週間の摂取を続け、排便量を調査する
4週間「守る働く乳酸菌 L-92」を摂取しつづけると、便秘症状はどのように改善したのでしょうか?
この研究では排便用量という形で便秘症状を定量的に観測しています。
L-92を含有した食事(試験食)を摂取したグループは、研究を始める前と比較すると研究開始2週間後に大幅な改善が見られます。
そして4週間の摂取完了後(後観察後)は大幅に排便量が減少しています。
このことから「守る働く乳酸菌 L-92」には整腸効果があり、便秘症状を改善していることが推測できます。
腸内フローラは超重要という話
「守る働く乳酸菌 L-92」のような乳酸菌を摂取すると、腸内フローラが改善されます。
腸内フローラとは腸の中にいる善玉菌や悪玉菌がそれぞれ種類によって形成するコロニーのことですが、腸内フローラの改善は我々の健康に大きな恩恵をもたらします。
厚生労働省のHPには腸内フローラの改善が健康に及ぼす影響を次のように記載しています。
悪玉菌は、たんぱく質や脂質が中心の食事・不規則な生活・各種のストレス・便秘などが原因で腸内に増えてきます。腸内細菌は肥満、糖尿病、大腸がん、動脈硬化症、炎症性腸疾患などの疾患と密接な関係があり、これらの患者の腸内細菌は健常者と比べて著しく変化していることが知られています。一方、健康的な腸内細菌は、ビフィズス菌や乳酸菌(正確には乳酸桿(かん)菌)などの善玉菌が優勢であり、その他の菌ができるだけ劣勢である状態です。善玉菌は乳酸や酢酸などを作り、腸内を酸性にすることによって、悪玉菌の増殖を抑えて腸の運動を活発にし、食中毒菌や病原菌による感染の予防や、発がん性をもつ腐敗産物の産生を抑制する腸内環境を作ります。また善玉菌は腸内でビタミン(B1・B2・B6・B12・K・ニコチン酸・葉酸)を産生します。さらに善玉菌の体を構成する物質には、体の免疫力を高め、血清コレステロールを低下させる効果も報告されています。
厚生労働省のe-ヘルスネット より引用
このように厚生労働省も認める腸内フローラのさまざまな効果ですが、詳しくはNHKスペシャルで放送された内容をまとめた本が発売されています。
これを読めば腸内フローラが我々の健康にいかに重要であるかがよくわかります。
日本人全員に読んで欲しい・・。
「守る働く乳酸菌 L-92」の口コミ
臨床結果は以上のとおりですが、メーカー発表の効果効能が本当なのか疑う人もいるかと思います。
ですので実際に「守る働く乳酸菌 L-92」を飲んだ人たちの感想などを抜粋しました。
これは3日後くらいだったと思いますが、気が付いたら「ざらざらするけど痒くはないなー」と感じ始めました。
しかしながら、お酒を飲んだ時など体温が上がると少し痒みは出てきてしまいました。
なぎあの今更より引用
アレルケアを飲んで1年ほどで感じたことは、
- 風邪をあまりひかなくなったかな?(体が強くなった・体の免疫力アップ?)
- アレルギー性鼻炎の症状がやや軽くなったかな?(ひどくはなっていない)
といったところです。
piece of cake より引用
※アレルケアは「守る働く乳酸菌 L-92」にしたもの(後述)
L92を1年飲み続けて〜
アトピーが出なくなった!
冬は顔や首が痒くて赤くなって痛々しかったのに、症状が一切出なかった初めての冬♪
飲み続けよう。 pic.twitter.com/wKto7jqbTi— マナつん (@tsunmanatsun) March 16, 2019
「飲んで良かった、継続してこれからも飲みたい」
という口コミが多く見つかりました。
「守る働く乳酸菌 L-92」をお得に摂取するには?どこで売っているの?
最後に「守る働く乳酸菌L-92」をお得、つまりコスパ良く摂取する方法をお伝えします。
L-92を含有する商品は最初にあげた3種類だけではなく、次のようなラインナップが存在します。
商品名 守る働く乳酸菌 |
値段 | 1日あたり 値段(税込) |
L-92乳酸菌の量 |
「守る働く乳酸菌」 PET 100ml |
128円(税別) | 130.7円 | 20.7mg |
「守る働く乳酸菌」 ゼリー |
190円(税別) | 205.2円 | 20.7mg |
毎日に加える 「守る働く乳酸菌」 (300ml・6食分) |
380円(税別) | 68.4円 | 20.7mg (1食分) |
アレルケア (60日分) |
4,200円(税込) | 70円 | 20.7mg (1日あたり) |
アレルケア こども用 (30日分) |
3,150円(税込) | 105円 | 20.7mg (1日あたり) |
アレルケア 飲料タイプ (30日分) |
4,620円(税込) | 154円 | 20.7mg (1日あたり) |
アレルケア 粉末タイプ (60日分) |
5,540円(税込) | 92.3円 | 20.7mg (1日あたり) |
「守る働く乳酸菌L-92」にはタブレットタイプや粉末タイプのものも販売されています。
そしてそれらの商品はドリンクタイプの「守る働く乳酸菌L-92」より安いのです。
ですので「守る働く乳酸菌L-92」を単に健康目的で摂取する場合は、タブレットや粉末タイプを飲んだほうが得になります。
最安なのは「毎日に加える守る働く乳酸菌」を1日50mlずつ牛乳などで割って飲む方法ですが、タブレットとほとんど差額(1日1.6円程度)はありません。
利便性まで考えるとアレルケアを食べたほうが有利です。
ちなみにアレルケアの味は「味のないラムネ」です。
アレルケア到着。味が無いラムネ。食べたあとに水分とりゃいけるな。
とりあえず三ヶ月続けるかな。— はち (@hassie_s) October 21, 2012
ですのでお子さんに与える場合は味のついた子ども用が良いでしょう。
おやつ感覚でお子さんにも与えられるので一石二鳥です。
ヨーグルト嫌いでも
アレルケアならぶどう味とかもあるし!
良いよー!!
お菓子感覚で食べれるし😊— WANIMA🎶hiro🐊サンドーム両日参戦❣️ (@WANIMA813) November 1, 2019
守る働く乳酸菌はスーパーやコンビニ、ドラッグストアで販売されているのを見かけますが、これらの商品もネットで購入できます。
こちらは牛乳に加えるタイプの商品です。
アレルケアを1年半摂取し続けたアレルギー性鼻炎の方の感想を掲載しておきます。
当たり前のことなのかもしれませんが、アレルギー性鼻炎の劇的な症状の改善や体の変化は見られませんでした。
ですが結果として、「アレルケア」を続けていて良かった!という感想を私は持っています。
半年くらいの時に辞めなくて本当に良かったです…piece of cake より引用
次の方は摂取8週間目で効果を実感されているようです。
ただ、最近はだいぶかゆみが治まり、顔の赤みが治まり、肌がボロボロになるのも落ち着いたので、やっと人の目を見て話せるようになりました!
つくば大好き!より引用
「守る働く乳酸菌L-92」や「アレルケア」飲むタイミングは?
最後により効果的に「守る働く乳酸菌L-92」や「アレルケア」を摂取する方法をお伝えしておきます。
まず飲むタイミングは食後が良いです。
そしてオリゴ糖などと一緒に摂取すればなお良いです。
根拠としては次のとおりです。
その効果を十分に発揮させるには、とるタイミングが重要だ。「乳酸菌や、特にビフィズス菌は、胃酸に弱い。だから、胃酸が薄まり影響を受けにくい食後にとるとよい」と齋藤教授はアドバイスする。
また、辨野氏は「乳酸菌やビフィズス菌だけをとるよりも、それらの『エサ』となる食物繊維やオリゴ糖もたっぷりとるのが効果的。
ヘルスアップ健康づくりより引用
胃酸のPHが上がる(アルカリ性になる)食後に乳酸菌を摂取することをおすすめします。
そして「オリゴ糖をとる」とありますが、正確には難消化性オリゴ糖です。
難消化性オリゴ糖はヒトに有益な細菌(乳酸菌)の増殖を促進させる効果があります。
宿主(人間)にとって有益な菌(乳酸菌)のことををプロバイオティクスと言いますが、有益な菌を増やす食品をプレバイオティクスと呼びます。
プレバイオティクスは大腸内の特定の細菌の増殖および活性を選択的に変化させることより、宿主に有利な影響を与え、宿主の健康を改善する難消化性食品成分と定義した。
腸内細菌学会より引用
ガラクトオリゴ糖を摂取すればプレバイオティクスを摂取することとなり、「守る働く乳酸菌L-92」や「アレルケア」を効果的に摂取することができます。
私がヨーグルトと一緒に摂取しているのはガラクトオリゴ糖で、摂取目安は大人の場合1日4.5gです。
紹介した商品にはガラクトオリゴ糖が500g入っているので、毎日摂取し続けたとしても100日以上は持つのです。
そしてお値段たったの1600円(2019年12月現在)、1日たったの14.4円ですからね。
本気で健康のことを考えると買うしかない、という思いで買い続けています。
また薬剤師として、抗生物質を服用している場合は、抗生物質服用から2時間以上あけて摂取することをお勧めします。
乳酸菌は抗生物質によって死滅してしまうからですね。