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乳酸菌の効果

ハウス食品「まもり高める乳酸菌(HK L-137)の効果効能を解説

投稿日:2019年12月6日 更新日:

まもり高める乳酸菌

この記事ではハウス食品から発売されている「まもり高める乳酸菌 HK L-137」の効果効能や商品ラインナップ・価格・カロリー・糖質などについて解説しています。

「まもり高める乳酸菌 HK L-137」は保健機能食品ではありませんので、商品に効果(機能性)を表記して販売することはできません。

「まもり高める乳酸菌 HK L-137」は何の効果がどの程度あるのかを検証しました。

「まもり高める乳酸菌 HK L-137」を購入すべき人はこんな人|効果あり

まず最初に「まもり高める乳酸菌 HK L-137」を購入すると効果が十分得られると考えられる人を3つあげます。

  • 健康的な毎日を過ごしたい人
  • 風邪の予防をしたい人
  • 歯周病を改善したい人

なぜ上記の方が対象となるのか、またその効果はどの程度であるのかを検証していきます。

「まもり高める乳酸菌 HK L-137」の商品ラインナップ・カロリーや乳酸菌などを解説

ではまず「まもり高める乳酸菌 HK L-137」にはどのような商品ラインナップがあるのでしょうか?

調べてみるとハウス食品ならではの乳酸菌含有食品がありますので、ちょっと驚きましたよw

「まもり高める乳酸菌 HK L-137」の商品ラインナップ・値段など

ハウス食品から販売されている「まもり高める乳酸菌 HK L-137」シリーズのラインナップは2019年12月現在で下記の9種類あります。

全ての商品1本または1食分に乳酸菌L-137が100憶株入っています

商品名
(まもり高める
乳酸菌 L-137)
カロリー タンパク質 値段
(希望小売
価格)
糖質
(炭水化物)
その他成分
ドリンク(100ml) 48kcal 0 138円 12g
PLUS ドリンク
(100ml)
66kcal 0 185円 16.5g ビタミンC(100-230mg)
オリゴ糖
ゼリー(180g) 139kcal 0 180円 33g
PLUSゼリー
(180g)
119kcal 0 185円 28g ビタミンC(100-300mg)
オリゴ糖
パウダースティック 5.2kcal 0 2,000円(30本入) 1.27
サプリメント 1.2kcal 0 2,500円(30日分) 0
バーモントカレー 100kcal
(1人分)
1.2g オープン 8.4g
乳酸菌
フルーチェイチゴ
(150g,1人分50g)
73kcal
(1人分)
0g オープン 10.5g
とんがりコーン
スイート塩
キャラメル味(70g)
380kcal 3.5g オープン 43.7g

余談ですがハウス食品って今まで乳酸菌配合食品を展開したんですかね?

恐らく初めてじゃないでしょうか?

ハウス食品の参入を見ると乳酸菌市場がいかに拡大しているかがよくわかりますね。

特筆すべきは「とんがりコーン」「バーモントカレー」にも乳酸菌が入っていること。

やりすぎちゃいますかね?w

また2019年10月にはビタミンCとオリゴ糖が配合された「PLUS」シリーズがコンビニ限定で発売されています。

しかしビタミンCとオリゴ糖が配合されているだけで値段が上がるため「まもり高める乳酸菌L-137PLUS」はちょっとコスパ悪いと言えます

どの商品を選べばコスパ良く「まもり高める乳酸菌 HK L-137」を摂取可能かは記事の最後でまとめています。

「まもり高める乳酸菌 HK L-137」ってどんな乳酸菌?

「まもり高める乳酸菌 HK L-137」という商品名からしてバレバレなのですが、「まもり高める乳酸菌」シリーズの商品には次のような乳酸菌が含有されています。

HK L-137は、ラクトバチルス・プランタラムL-137という乳酸菌を加熱処理したものです。

HK L-137研究所より引用

そして「HK」の意味は次の通りです。

この乳酸菌L-137を加熱殺菌した(Heat Killed)という意味から、これを”HK L-137“と名付けました。

HK L-137研究所より引用

最後に乳酸菌L-137の特徴については次のように述べられています。

HK L-137は、「おなかの調子を整える」ことを特徴とした乳酸菌ではありません。その代わり、私達の体の防衛能力、「免疫力」を高める作用があります。この作用は、菌が死んでも弱まりません。

HK L-137研究所より引用

「まもり高める乳酸菌 HK L-137」にはラクトバチルス・プランタラムL-137という加熱殺菌処理された乳酸菌が含有され、免疫力を高める特性を持っていることがわかります。

そしてその効果は乳酸菌は菌が死んでも弱まることはないため、結果として「とんがりコーン」やら「バーモントカレー」に乳酸菌が含有されるという面白いことになっているんですね。

「まもり高める乳酸菌 HK L-137」は保健機能食品ではないので効果は表記できない

ハウス食品から発売されている「まもり高める乳酸菌 HK L-137」シリーズは保健機能食品ではありません

保健機能食品は、健康食品のうち安全性や有効性等が国の設定した一定の基準を満たした食品である。健康食品の品質を見極める時、評価基準の一つとすることが出来る。

Wikipedia 健康食品 より引用

保健機能食品ではないため、ハウス食品は「まもり高める乳酸菌 HK L-137」の効果効能を表記して販売することはできないのです。

しかし国が定めた基準をクリアしてないからといって効果がないわけではありません。

ハウス食品はHP上で「まもり高める乳酸菌 HK L-137」に含まれる乳酸菌HK L-137(以下「まもり高める乳酸菌 HK L-137」)についての研究結果を公表しています。

それらを元に「まもり高める乳酸菌 HK L-137」にどのような効果がどの程度あるのかを検証していきます。

「まもり高める乳酸菌 HK L-137」の効果3つを解説

ハウス食品によると「まもり高める乳酸菌 HK L-137」の効果は次の4つです。

  • 健康QOLを改善する
  • インフルエンザ・風邪の予防効果
  • 歯周病改善効果

それぞれ解説していきます。

「まもり高める乳酸菌 HK L-137」は健康QOLを改善する

あなたが「まもり高める乳酸菌 HK L-137」にはQOLを高めてくれる効果があります。

これを知った時、私は心の中で「正直ちょっと嘘くさい」と思いました。

ハウス食品の「まもり高める乳酸菌 HK L-137」にはQOLのうち健康QOL改善効果があるそうですが、そもそもQOLって何なのでしょうか?

ひとりひとりの人生の内容の質社会的にみた生活の質のことを指し、つまりある人がどれだけ人間らしい生活や自分らしい生活を送り、人生に幸福を見出しているか、ということを尺度としてとらえる概念である。

Wikipediaより引用

QOL=Quality Of Life の略で「生活の質」を表すわけですね。そして健康QOLとは個人の健康に関するQOLを指す言葉です。

実は「まもり高める乳酸菌 HK L-137」が健康QOLを高めてくれるという論文が存在しますので、その論文を元に解説していきます。

論文では次のような研究が行われています。

対象:60人の健康な被験者

被験者を次のグループに分ける

  • 10mgのHK L-137が入ったカプセルを摂取するグループ
  • 疑似カプセルを摂取するグループ

それぞれのグループは1日1カプセルを12週間摂取し、健康関連QOL評価のための26項目自己評価アンケートを4週間ごとに記入する。

要は60人を対象に「まもり高める乳酸菌 HK L-137」を3か月間飲み続けたら、健康QOLがどうなったかということを調査したわけです。

26項目自己評価アンケートとは、「肩こりがある」「めまいがあった」「悪い夢を見た」「食事を楽しんでいる」など健康に関係した26の質問に回答することで、その日の健康関連QOLを数値化したものですね。

点数化は4週間に1回行われ、グラフ化したものが次の図です。

健康QOLの変化

HK L-137研究所より引用

「まもり高める乳酸菌 HK L-137」の摂取を続けて8週間目に変化が表れています。

対称(疑似カプセルを摂取したグループ)と比較するとなんとQOLが40%も上昇しているではないですか!

これはもう日本人全員が「まもり高める乳酸菌 HK L-137」を飲むしかないでしょうw

この論文を読んで私は「是非ともまもり高める乳酸菌」を買いたいと思ったのでした(手のひらくるり)

「まもり高める乳酸菌 HK L-137」にはインフルエンザ感染予防効果がある

次はあなたが「まもり高める乳酸菌HK L-137」を摂取すればインフルエンザ感染予防効果が得られるかもしれない、という話です。

「まもり高める乳酸菌 HK L-137」にはインフルエンザの予防効果(マウス)が認められる論文も存在します。

論文では次のような研究が行われています。

マウスを2つのグループに分け、致死量のインフルエンザウイルスを鼻から投与

  • HK L-137を投与するグループ
  • HK L-137を投与しないグループ

HK L-137を投与したグループとそうでないグループの生存期間を調べる

要は乳酸菌HK L-137を投与するとマウスのインフルエンザ感染にどのような影響があるかを調査したわけです。

インフルエンザ感染マウスの生存率を調査したのが次のグラフです。

L-137はインフルエンザを予防する

HK L-137研究所より引用

HK L-137を摂取したマウスの方が生存日数が伸びているのがわかります。

またマウスの肺に存在したインフルエンザウイルスの数を調査した結果、HK L-137を摂取したグループはインフルエンザの増殖が大幅に抑制されています。

L-137とインフルエンザウイルスの数

HK L-137研究所より引用

これらのことから、ハウス食品の「まもり高める乳酸菌 HK L-137」にはマウスのインフルエンザ予防または感染後の症状緩和したことが予測されます。

「まもり高める乳酸菌」の研究はマウスを対象にしたものでしたが乳酸菌飲料のうち、人に対するインフルエンザ予防効果が明らかとなっている商品もあります。

キリンのiMUSE(イミューズ)は小中学生1255人を対象に大規模な臨床検査を行い、iMUSE(イミューズ)にどのような効果があるのかを検証しています⇒⇒キリンiMUSE(イミューズ)やイミューズプロフェッショナルの効果は?

CMでも話題の明治プロビオヨーグルトR-1はインフルエンザを予防する効果があることで有名です⇒⇒明治プロビオヨーグルトR-1はインフルエンザを予防する

マウスに対する研究ですが、インフルエンザに対する罹患率の減少が森永ビヒダスヨーグルトの摂取により確認されています⇒⇒森永ビヒダスヨーグルトがインフルエンザを予防する

「まもり高める乳酸菌」には風邪予防効果がある

先ほどのインフルエンザ感染に関する論文は対象がマウスであり、人間が「まもり高める乳酸菌 HK L-137」を摂取するとインフルエンザ感染を予防できるのかは疑問です。

しかし「まもり高める乳酸菌 HK L-137」が上気道感染(いわゆる「のどの風邪」)の予防に効果を示したという論文が存在します。

行われた研究は次のとおりです。

対象:40-64歳のストレス下の健康な被験者78名

被験者78名を次のグループにわける

  • 10mgのHK L-137が入ったカプセルを摂取するグループ
  • 疑似カプセルを摂取するグループ

1日1カプセルを12週間摂取、4週間ごとに血液検査および新規の上気道感染症発症数を調査する

「まもり高める乳酸菌 HK L-137」を3か月間飲み続けたら、のどの風邪の患者数は減ったのかを調査したわけです。

結果は次の通りです。

 

L-137は上気道感染症数を減らす

HK L-137研究所 より引用

8週目以降で新規の上気道感染症発症数は、HK L-137を摂取しなかったグループと比較すると減少しているのがわかります。

つまり「まもり高める乳酸菌 HK L-137」には人間の「のど風邪」の予防効果があるのではないかと推測されます。

また4週間ごとに行った血液検査では、免疫に関与するT細胞の増殖能も高まっています。

つまり「まもり高める乳酸菌」は免疫力を高めてのど風邪を予防したものと考えられます。

L-137は免疫を高める

HK L-137研究所 より引用

「まもり高める乳酸菌」には歯周病改善効果がある

最後は「まもり高める乳酸菌 HK L-137」が歯周病を改善するというお話です。

3カ月に1回歯石を取りに歯医者へ通っている私にとっては興味深い話です。

研究の内容は次のようになっています。

対象:4mm以上の歯周ポケットを1か所以上有する慢性歯周炎患者39名

被験者を次のグループにわける

  • HK L-137を10mg含むカプセルを摂取するグループ
  • HK L-137を含まないカプセルを摂取するグループ

それぞれ1日1カプセルを12週間摂取し、4・8・12週目に歯周ポケットの深さを測定する

要は歯周病患者に「まもり高める乳酸菌 HK L-137」を3カ月食べさせると歯周病は改善したのか?という研究ですね。

ちなみに歯周病の定義は次のようになっています。

(歯周ポケットの深さが)だいたい3mm以下が正常ないし軽度の歯周病を示し4~6mmでは中程度7mm以上の物は重度の歯周病であると考えられます。

奈良県歯科医師会HPより引用

では3か月間HK L-137を摂取し続けると歯周病症状はどのようになったのでしょうか?ご覧ください。

HK L-137は歯周ポケットを改善

HK L-137研究所 より引用

HK L-137を摂取して12週間後には歯周ポケットが13%程度改善しています。

仮に4mmの歯周ポケットがあるとすれば3.5mm程度になる、つまり中程度の歯周病から軽度の歯周病へ状態が改善・・割とすごくないですか?

このことから「まもり高める乳酸菌 HK L-137」には歯周病を改善する効果があることが推測できます。

こうして私は「まもり高める乳酸菌 HK L-137」の信者になるのでした。

「まもり高める乳酸菌 HK L-137」を効率よく摂取するには

冒頭にありましたが「まもり高める乳酸菌 HK L-137」には商品ラインナップが多数あります。

論文中の被験者は「HK L-137」を毎日摂取していたことからも、「まもり高める乳酸菌 HK L-137」の効果を得るためには毎日の継続摂取が必要であると思われます。

しかしカレーやとんがりコーンを毎日食べ続けるわけにはいきませんよね笑

そして継続摂取するためにも経済的負担は抑えておきたいところです。

そこで毎日同じ種類の「まもり高める乳酸菌 HK L-137」を食べ続けると、月額いくらになるのかを計算してみました。

商品名
(まもり高める
乳酸菌 L-137)
値段
(希望小売
価格)
月換算
ドリンク(100ml) 138円 4,140円
ゼリー(180g) 180円 5,400円
パウダースティック 2,000円(30本入) 2,000円
サプリメント 2,500円(30日分) 2,500円

コストパフォーマンスで言えば圧倒的にスティックタイプです。

しかしスティックタイプは食事や飲み物に混ぜる必要があるため手間がかかります。

ですので利便性も考慮するならサプリメントがお勧めです。

以上で「まもり高める乳酸菌 HK L-137」に関する解説を終わります。

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