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くりっく株365とは?仕組みをわかりやすく解説

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取引所CFD(くりっく株365)とは?仕組みをわかりやすく解説

投稿日:2019年2月16日 更新日:

積み木のグラフ

今回は、レバレッジをかけて投資する方法のうちの1つ、取引所CFD(くりっく株365)について解説を行います。

くりっく株365に初めて触れる方にもわかるよう、仕組み・取り扱い銘柄・レバレッジ・手数料とスプレッド・証拠金(維持率)・税金・金利と配当・取引時間について説明を行い、実際に取引をしてきた感想とまとめを最後に書いています。

取引所CFD(くりっく株365)の仕組み

CFDとはContract For Diffrenceの頭文字をとったもので、差額に係る契約、意訳して差金決済のことです。

CFDと株式取引との違いと店頭CFDとの違いはまた別のページで解説していく予定ですので、ご覧ください。

 

取引所CFDはその名の通り、取引所が設けられており売買はその取引所で行われます。

取引所の名称は東京金融取引所

東京金融取引所に上場する株価指数証拠金取引のことを取引所CFDと呼び、その名称を「くりっく株365」と言います。

ですので、取引所CFD=くりっく株365と考えていただいてOKです。

そして売買の価格は「完全マーケットメイク方式」と言われる方法で決定されます。

「完全マーケットメイク方式」とは取引所に複数の金融機関が金融機関ごとの取引価格を取引所に提示し、その中から投資家が最も有利な価格(例えば買いから入る場合は最も安い取引価格のもの)を売買できるという方式です。

一般的に株式取引は売り手と買い手がそれぞれ売値と買値を提示し、お互いにマッチングをした段階で売買成立となりますが、取引所CFDの場合は金融機関が先に価格を提示しそれに買い手(投資家)が合意すれば売買成立となります。

2019年2月現在、くりっく株365のマーケットメイカーは大和証券と日産証券の2社となっています。

(個人的には、2社だけで「完全マーケットメイク方式」というのもいかがなものかと思いますが・・・)

くりっく株365(店頭CFDにも言えますが)の特徴は大きなレバレッジをかけられる点です。

簡単に言えば、少ない資金で多額の金額を動かせる(動かしたのと同等の取引ができる)のです。

自分の思った通りに対象の指数が動けば、現物で購入するよりもはるかに大きな額の利益を得ることができる反面、値動きが反対に動いたときは大きな損失を被ります。

取引所CFD(くりっく株365)の取り扱い銘柄

くりっく株365で扱われている銘柄は現在4種類のみ。

その銘柄は次の通りです

日経225 東京証券取引所第一部に上昇する株式のうち主要225銘柄を対象としたもの
NYダウ アメリカのさまざまな業種の代表的な銘柄を選出たもの
DAX ドイツ株価指数。ドイツの主要30銘柄で構成される
FTSE100 イギリスロンドン証券取引所における、時価総額上位100銘柄で構成される

要は日本・アメリカ・ドイツ・イギリス4か国の主要な株価指数に投資ができるということです。

これって、ある意味すごいわかりやすいと思いませんか?

特に私のような個別銘柄に投資せず、インデックス投資メインで投資している人間にはありがたいです。

因みに、直近(2019/02)の建玉数量は次の表のとおりです。

日経平均を売買している人が圧倒的に多く、次にNYダウ、FTSE、DAXの順ですね。

くりっく株365建玉数量

因みに私はNYダウへの投資を行っております。

取引所CFD(くりっく株365)のレバレッジ

くりっく株365の取引単位は株価指数の数値×100円です。

例えばアメリカの主要株価指数の1つである「ニューヨークダウ工業株30種平均」の価格は2019年2月6日時点で25,411ドルです。

この25,411ドルに対してマーケットメーカーが取引所に提示する株価指数×100円を、取引することになります。

この「ニューヨークダウ工業株30種平均」が上昇すれば、マーケットメイカーが取引所に提示する価格も高くなりますので、間接的に「ニューヨークダウ工業株30種平均」へ投資していることと等しくなります。

そして、この取引に必要な証拠金はわずか8万円ちょっと。

レバレッジで言えば30倍ほどになります。

これほど高いレバレッジで株価指数に投資することができるのは、大きなメリットと言えるでしょう。

詳しくはくりっく株365のレバレッジについての記事を参照お願いします。

取引所CFD(くりっく株365)のレバレッジ|レバレッジをかけて投資を行うとどうなるのか?

取引所CFD(くりっく株365)は為替リスクがない

NYダウの通貨は「ドル」ですが、くりっく株365ではNYダウの株価指数を「円」で取引することになります。

もちろんこれはNYダウに限らず、225,DAX,FTSEすべてその指数×100円が取引金額になっており、これにより取引所CFD(くりっく株365)は為替のリスクを負うことなく取引ができるようになっています。

 

取引所CFD(くりっく株365)の手数料とスプレッド

くりっく株を売買する際に発生する費用は2つあります。

1つは売買手数料、もう一つはスプレッド差です。

詳しくは次の記事で解説をしています。

くりっく株365のスプレッドは広すぎ?

銘柄と取引のタイミング(為替の動きや売買量)によってもくりっく株365のスプレッド差は大きく変動します。

が、経験則上くりっく株365の取引金額に対するスプレッドの割合は下記表のようになります。

スプレッド差
NYダウ 0.064%~0.112%
日経225 0.015%~0.059%
DAX 0.045%~0.118%
FTSE100 0.276%~0.565%

また、売買手数料は証券会社によって異なり、1回あたりの売買手数料は次の表のようになっています。

ひまわり証券【くりっく株365】 147円
マネースクエア 150円
日産証券 151円
マネックス証券 152円
岡三オンライン証券 くりっく株365 153円
SBI証券 153円
カブドットコム証券 153円
フジトミ 153円
岩井コスモ証券 216円
インヴァスト シストレ24 216円
KOYO証券 324円
カネツFX証券 432円
豊商事 最大1,728円

銘柄によって幅はありますが、仮に1売買あたりの手数料を150円として計算すると、取引金額が最も小さいFTSEでは売買代金の0.02%、取引金額が最も大きいNYダウの場合は売買代金の0.006%と、極めて安いです。

取引所CFD(くりっく株365)の証拠金と証拠金維持率

くりっく株365の証拠金は銘柄の指数変動に伴い一週間に一度の見直しが行われているため、変動がありますが目安として2019年2月1週目の必要証拠金を表にしました。

銘柄 必要証拠金
225 71,450円
DAX 30,020円
FTSE 26,000円
NYダウ 81,190円

くりっく株365の場合、投資している指数の変動に伴い含み損が生じ、その証拠金が維持できなくなれば建玉は決済されてしまうこととなります(証拠金維持率はくりっく株365では有効比率という名称が用いられています)。

証拠金維持率や証拠金の詳しい解説については別途記事にしていますので参照をお願いします。

取引所CFD(くりっく株365)の証拠金と証拠金維持率の計算

取引所CFD(くりっく株365)の税金

取引所CFD(くりっく株365)は利益を確定させると、雑所得とみなされ、税金を支払う必要があります。

雑所得は一般的に他の所得(給与所得や不動産所得)と合算され累進課税となりますが、先物取引や外国為替証拠金取引(FX)の取引所取引の場合は特例としてその利益に対して20%(15%の所得税と5%の住民税)の税金が課せられることとなります。

そして取引所CFD(くりっく株365)はその特例に該当しますので、その年に得た利益に対して20%税金が徴収されます。

詳しい解説は別途記事にしています。

税金の詳しい解説だけでなく、得をする納税方法(利益確定方法)も盛り込んでますので見ていただけると嬉しいです。

FX・くりっく株365・GMOのCFDにかかる税金と得する納税方法

取引所CFD(くりっく株365)の金利と配当金

取引所CFD(くりっく株365)は日を跨いで銘柄を保有した場合、金利の支払いと配当金が発生します。

金利>配当金の場合は赤字となり、金利の支払いが必要ですし、その逆の場合は配当金を受け取ることができます。

くりっく株365の金利と配当金についての詳しい解説は次の記事を参照お願いします。

取引所CFD(くりっく株365)の金利と配当金

くりっく株365は2017年12までは各国の通貨の金利ではなく、日本での金利が適用されていました。

しかしマーケットメイカーの金利負担が大きくなった結果、その負担を取り戻すためにスプレッド差が異常に大きくなってしまうという事態が起こってしまいました。

そのような事態を受け2017年12月より、くりっく株365では各国通貨の金利が適用されることとなっています。

取引所CFD(くりっく株365)の取引時間

取引所CFD(くりっく株365)の取引時間については、くりっく株365の公式HP(取引時間早見表)を見ていたただいた方がわかりやすいと思いますので、リンクを貼っておきます。

ざっくりと解説をすれば、土日祝日を除く平日に取引を行うことができ、

日経225とNYダウは午前8:30~午前6:00

DAXとFTSEは午後16:00~翌朝6:00

あたりが取引時間となっています(サマータイム適用か否かによって変わります)。

日経225とNYダウは非常に取引時間が長いことがわかりますね。

取引所CFD(くりっく株365を)利用しての感想とまとめ

私は現在くりっく株365を利用してNYダウへ長期投資を行っているのですが、利用するにあたって重要な点がいくつかあるのでまとめてみたいと思います。

まずくりっく株365ではコスト面で3つの費用がかかります。

  • 購入時費用
  • スプレッド差
  • 金利

ですね。

私は短期売買は行っていませんので、購入時費用とスプレッド差に関しては全体の購入価格から考えると僅かなもので無視できるレベルです(短期売買の方は気にするでしょうが)。

しかし、金利に関してはNYダウは年間2.5%もかかるため、無視はできません。

私が2016年にNYダウを購入した時、適用金利は日本のものであり、日本はマイナス金利政策がとられていることから実質金利は0円でした。

しかし適用金利が現地通貨のものに変更されたことに加え米国政策金利が上昇をしてきました。

2.5%の金利負担をしてまで、レバレッジをかけて投資をする意義はあるのでしょうか?

私はあると思っています。

NYダウは配当抜きで過去30年間、約8%の利回りを出しています。

現在2.5%の金利がかかっていますが、配当も年間2%あるためレバレッジ1倍でくりっく株365に投資しても差し引き7.5%程度の利回りが出ることになります。

もちろん現物で投資を行えば、利回り8%+配当利回り2%の合計10%の利回りを得られることになります。

が、例えばレバレッジを2倍かければ7.5×2=15%の利回りが得られる計算となります。

レバレッジ2倍程度であれば、指数が約半分になるまではロスカットを免れることができます。

約半分ということは、リーマンショック級ですね。

もちろん、リーマンショックは実際に起こった出来事ですしこれから先起こらないとも限らないです。

しかしリーマンショックはあくまで「最高値からの下落幅が50%あった」事象ですので、今現在投資を開始した時点が最高値である可能性は低いでしょう(そうであったらアンラッキーでしかないですが)。

今は売却してポジションが小さくなっていますが、2018年の頭の段階(株価のピークでその後利益は下がっていきましたが)では1,000万円を超える含み益を出すことができました。

多少のリスク背負ってでも、高い利回りを追及したい方はくりっく株365への投資は十分検討に値すると私は考えます。

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執筆者:たぬ

              

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管理人の「たぬ」です。
株式投資・不動産投資・オプション取引をメインに日々最も安全かつ効率的な投資方法を模索しています。

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