今回はシャープから発売されているヘルシオの欠点(デメリット)を記事にしました。
ヘルシオは時短と美味しい料理を提供してくれる素晴らしい家電だと思う日々ですが、そんなヘルシオにも欠点(デメリット)や改善してもらいたいと思う点がいくつかあります。
ヘルシオ購入の際の参考にしていただければ幸いです。
Contents
シャープヘルシオの欠点(デメリット)を思いつくまま書いた
ヘルシオを使用して1年が経過しようとしますが、私はヘルシオを毎日使用して次のようなメリットを感じています。
- 時間が短縮できる
- 美味しい料理がつくれる
- 革命的に総菜やパンを美味しくあたためられる
このような大きなメリットは私はヘルシオを購入して大正解だという気持ちにさせてくれます。
しかしどのような商品でも必ず欠点(デメリット)があるもの。敢えてヘルシオの欠点(デメリット)を挙げれば次のようなことが挙げられます。
- 部屋が暑くなる
- 掃除が面倒
- 電気代が高くなる
- 本体の代金が高い
- 揚げ物は油の方がおいしい
順に解説していきます。
ヘルシオの欠点(デメリット):部屋が暑くなる
ヘルシオは過熱水蒸気を利用して食材を加熱するという技術を用いており、電波を利用して食材を加熱する電子レンジとは仕組みが異なります。
ヘルシオには蒸気を逃がすための排気口があり、調理中はそこから水蒸気が出てきます。
ヘルシオの近くにいたからといって「熱い」とか「危険」ということはありませんが、エアコンをつけずににヘルシオで調理をしていると部屋全体が温まります。特に春や秋のエアコンの効いていない季節はヘルシオのせいで部屋が暑く感じることがあります。
部屋が温まるのはガスコンロで料理をしても同じことが言えますが、加えてヘルシオの場合めちゃめちゃ部屋の湿度があがります。
冬場には加湿器が不要になるくらいに部屋が加湿されるこのヘルシオの欠点ですが、夏場は換気扇をつけて窓を開けながら調理することが必要になるでしょう。
ヘルシオの欠点(デメリット):掃除が面倒
電子レンジの中が知らない間に汚れていた。
電子レンジの中を拭いても拭いても奇麗にならない。助けて!
という電子レンジの中掃除が面倒くさい問題は、ヘルシオにも受け継がれています。
とは言え掃除が面倒というデメリットは「ヘルシオの掃除をどこまできちんとするか」ということに依存します。
電子レンジ内部を几帳面に毎回綺麗に掃除している人が少ないように、ヘルシオ内部の汚れが気にならない人は「掃除が面倒」と感じないかもしれません。
ただヘルシオには電子レンジにはない付属商品がいくつか存在します。そのうちで掃除が面倒となるのは網と角皿です。
この2つの付属商品はヘルシオで調理を行う場合は頻繁に利用し、汚れも付着しやすいため、さすがに洗わないわけにはいかず手間が増えます。
角皿と網が汚れやすいということはシャープも把握しているようで、その対策として【角皿・網クリーン】という機能が機種によってはあります。
これは蒸気の力で網と角皿の汚れを分解するもので、この機能を利用した後の角皿と網は非常に汚れが落ちやすくなっています。
ヘルシオの掃除方法については別途記事にしており、【角皿・網クリーン】がない機種の掃除方法についても解説していますのでご参照お願いします。
この記事を読んでいただければヘルシオの掃除は基本的に週1でなんとかなることがわかります⇒ヘルシオの面倒な掃除(お手入れ)を簡単に済ませる方法
ヘルシオの欠点(デメリット):角皿の置き場を確保しなくてはいけない
先ほど紹介した角皿と網ですが角皿の大きさが41cm×30程度あり、キッチン什器としては非常に大きいものになっています。
角皿を置くための場所を確保しないといけないのですが我が家ではヘルシオの上に下記画像の商品を置き、角皿を格納しています。
ヘルシオのために製造されたのではないかと思うほどヘルシオの角皿がちょうどおさまります。
我が家では次の画像のような感じになっています。
ヘルシオの欠点(デメリット):電気代が高くなる
ヘルシオを利用すると電気代が高くなります。
ヘルシオの消費電力は使う機能によって多少異なりますが約1410wです。
1日1時間ヘルシオを利用すると仮定し、電気代の単価を25円/kWhとすれば1か月の電気代はおおよそ1,058円になります。
電気代は使用時間に応じて増減しますので1日30分しか利用しないという方であれば、2で割っていただければその金額がヘルシオ一か月分の電気代となります。
ただヘルシオを活用しまくればガス調理器具はほとんど使わなくなりますので、ガス代はとても安くなります。
一般的にガス代に占めるお風呂とガスコンロの比率は8:2と言われており、ガスコンロを中火で1時間使用するとガス代は約20円程度、強火だと約37円かかります。
ヘルシオを1時間使用すると35円程度かかりますので、ガス代と比較すると若干ヘルシオの方が高いのではないかと思われます。
ヘルシオの欠点(デメリット):ヘルシオ本体の代金が高い
ヘルシオの本体価格は機種にもよりますが高いものだと10万円を超えるため、家電の中でもかなり高価な商品であると言えましょう。
特にヘルシオを電子レンジと同一カテゴリーに入れ「電子レンジなんて温める機能があればそれで良い」と考えている人にとってヘルシオはムダ金であると思われることでしょう。
それは一部正しい意見だと思います。
食事は外食かコンビニ弁当だけだという人がいればヘルシオへへの投資は全く無駄になるので、あたため機能だけがある電子レンジを購入するのが正解です。
しかしもし総菜をスーパーで購入するようことがあれば、「ヘルシオあたため」という機能を使えば加熱水蒸で総菜を温め非常に美味しく惣菜を食べることができます。
この機能はご飯を外で買って家で食べる、いわゆる中食の概念をひっくり返す機能になっています。もし家で調理をしない方であっても、よくスーパーなどで買ってきた総菜を温めることがある、という方には意義のある出費になるでしょう。
ヘルシオのレンジ機能の凄さについては別途記事を書きましたので、参照お願いします。
この記事を読めばヘルシオが他の電子レンジとは異なりいかに凄い機能を持った家電であるかがわかります⇒ヘルシオのレンジ機能について徹底解剖|ウォーターオーブンって何?
ヘルシオの欠点(デメリット):揚げ物は油で揚げるほうが上
ヘルシオでは油を使用せずに揚げ物を調理することが可能です。
もちろん油の温度を調節したり食材の揚がり具合を見ておく必要はありません。
次の画像はヘルシオで調理した唐揚げです。程よく揚げられているのがおわかりいただけるかと思います。
しかし味を問われると、油で揚げたてのから揚げと比較すると一歩劣ると言わざるを得ませんでした。
から揚げというよりは鶏肉を焼いただけのような・・?私の知っている唐揚げとは少し違う味がしました。
唐揚げに関してはヘルシオでの調理は見送ることになりそうです。
次はトンカツです。画像を見ていただければコンガリ焼けているのがわかりますが・・?
味は揚げたてのトンカツと全く遜色ありませんでした。
ただこのトンカツをヘルシオで調理するには事前に衣をフライパンで作らなければならないのと、薄力粉と卵も必要となるため、フライパンで揚げるのと比較してもそれほど手間が軽減されていないのが残念に感じました。
ただそれでも油を使わずにトンカツをあげられるのは大きなメリットで、油を熱したり廃棄する手間を考えると今後もトンカツを作る際はヘルシオで調理を行うことになりそうです。
トンカツについては別途記事を書いていますので参照いただければ幸いです。
この記事を読めばヘルシオでトンカツを美味しくあげるコツや、手間を省く方法がわかります⇒ヘルシオで揚げないトンカツはできたのか?|味と美味しく揚げるコツをレビュー
ヘルシオの欠点(デメリット)まとめ
いかがでしたでしょうか?
超便利家電であるヘルシオを利用して感じた欠点・デメリットを書いてみました。
しかしこれらの欠点を補っても余りあるヘルシオの便利さを私は感じています。
「ヘルシオ全然活用してないわ」という方がいらっしゃればこちらの記事を読んでください。ヘルシオを明日から存分に活用できるようになります⇒ヘルシオの使い方と使いこなし5種類を簡単に解説!|使いこなせないあなたに送る
この記事が皆様の食卓に素晴らしい料理を届け、家事の時短につながれば幸いです。
ヘルシオの購入を迷われている方には機能別にヘルシオ機種を比較する記事を作成しています。
ヘルシオは使い方によっては高い買い物となってしまいますが、適切な機種を選べばめちゃめちゃ便利な家電です。損をしないためにも事前にじっくり吟味してから機種を選ぶことをおすすめします⇒⇒ヘルシオ最新機種を機能別で紹介