先日、我が家にニトリのブラインドカーテンを取り付けることになりましたので、その手順と費用を公開していきたいと思います。
ニトリの公式にはブラインドカーテンの取り付け費用やその手順が公開されていませんでしたので、ご参考になればと思います。
Contents
ニトリのブラインドカーテン取り付け費用公開
ニトリにブラインドカーテンの取り付け費用を依頼した場合、かかる費用は次の通りです。
- 出張採寸費用 4,000~6,000円(キャンペーン期間中につき50,000円以上のカーテンを購入すれば5,000ポイント貰える)
- 取り付け取り外し費用 最低料金9,000円(ブラインドカーテン1本500円,カーテンレール1本1,500円)
ニトリでブラインドカーテンを取り付ける場合、まず出張採寸費用が4,000円~6,000円かかりますが、2019年8月現在、5万円以上のカーテン関連商品を購入すればニトリのポイントが5000ポイント貰える(出張採寸費用が4,000円の場合は1,000円得をする)というキャンペーンをやっていました。
以前にカーテンレールを取り付け依頼したときはこの出張採寸費用は無料でした。今回、出張採寸費は無料ではありませんでしたが、定期的なキャンペーンで実質無料になることが多いようです。
そしてなんと我が家の家はニトリの店舗近くにあるので、出張採寸費用が4000円で済み、なおかつ50,000円以上のブラインドカーテンを購入したので5000ポイント貰え・・・出張採寸費用は-1,000円と1,000円得をしてしまいました。これはお得でした。
次に取り付け費用ですが、最低料金は9,000円です。
ブラインドカーテン取り付け費用は1か所500円(カーテンレールは1,500円)として計算、よってブラインドカーテンだけなら最大18箇所までの取り付けはこの最低料金で済み、19か所目から1か所につき+500円が加算されていくシステムです。
我が家の場合は5か所にブラインドカーテンを取り付けましたので、当然この最低料金に収まりました。
ですので今回我が家でブラインドカーテン設置に費やした費用は
ということになります。
ブラインドカーテン取り付け費用8,000円と聞けば、相場くらいかなという感じです。
例えばくらしのマーケットさんで相場をみてみると、1枚7,000~8,000円くらい、2枚以上は要見積もりです。
しかしこの金額は出張採寸費用込みです。2回も家へ来ていただいています。
そして今回私が出張採寸していただいてよかったと思うのは、正確な採寸をしていただいたこと、そして取り付けにあたっての適切なアドバイスをいただいたことです。
そしてこのアドバイスにより、我が家のブラインドカーテンの取り付け方法は当初と変わることとなったのでした。
ニトリでブラインドカーテンの取り付けを依頼するとどうなる?
ここでは実際にニトリでブラインドカーテンを取り付け依頼してから、取り付けが完了するまでの流れを見ていきたいと思います。
STEP1:店舗での採寸予約と現地での採寸
まずは最寄りのニトリの店舗へ行きましょう。
窓のサイズによっては取り付けられないブラインドカーテンがある(我が家はまさにこれでした)ので、新築の場合は図面を持っていくことをお勧めします。
中古住宅等で図面が無い場合は、天井付けの場合は内窓の幅と丈、そして床から取り付け位置のの高さを、正面付の場合は窓枠を含めた幅と丈、そして床から取り付け位置までの高さを測定しておきましょう。
加えて写真があると現地で話がスムーズに進みますよ!
ニトリの店舗へ行くと商品をどれにするか、という話になるかと思います。
商品の決定は採寸完了後からでも大丈夫なのですが、商品によっては家の窓枠に取り付けられないことがあるので、事前に決めておけば採寸時に取り付けの可否も判断してもらえます。
効率的にブラインドカーテンの取り付けを行いたい方は、事前に商品の目星を付けておきましょう(ブラインドカーテンの選び方は後述します)。
ニトリのブラインドカーテンは我が家の内窓にはつけられない・・
我が家の場合、写真の窓の内窓につけようと思っていました。細長い窓が4つ並んでいますが、それぞれ窓の内側ブラインドを付ける予定だったのです。
しかし店舗へ行くと、ニトリのカーテンレールは最短でも幅が28cmからのものしかないことが判明。我が家の窓の内寸幅は25cmなんですね。
つまりニトリのブラインドカーテンは我が家の内窓にはつけられないということが判明。しかしそこで終わりではありません。
ニトリさんは内窓に取り付けられる商品として、タチカワブラインドさんのシルキーカーテンを勧めてくれたのです。ニトリさんのHPは掲載されてないですが、他メーカーの商品も取り扱っており、そちらを紹介してくださいました。
こちらの商品であれば幅が15cmから設置可能となり、この狭い窓の内窓でも設置ができるのです。
事前に窓の長さを測定したり、図面を持っていくことでこうした打ち合わせをニトリの店員さんとできますので、是非とも図面や窓の寸法、写真は店舗へ行くときに持って行っていただくことをお勧めします。
こうして商品選択を終えたら(選択は採寸後でもOKです)、採寸予約を行います。
私が採寸予約したのは来店した約2週間後。ニトリさんのブラインドカーテンはやはり人気なのか、割と先まで予約は埋まっていますので、入居日が決まっているかたなどは早めに行動した方が良いです。
そして現地採寸の日。家に来てくださった方はなんと二人。
一人だけでも人件費が数千円はかかるんじゃないですか?赤字じゃないですか?と少し謙遜しながらも消費者としてはとてもありがたい話。
そしてここでも適切なアドバイスをいただきました。
我が家の内窓にはやっぱりブラカーテンはつけられない
ニトリさんに現地へ来ていただいて気づいたのですが、我が家の窓は開閉がハンドル式になっていて、ブラインドを下げていくと、そのハンドルに干渉してしまう。
よく考えればわかることだったのかもしれませんが・・・何も考えていませんでした・・・私は馬鹿なのか?
ハンドル式の窓が全てブラインドがつけられないわけではないですが、我が家の窓にはブラインドを取り付ける余裕がないため内窓はとりつけられない。という悲しい事情により、ブラインドは外付けをすることになりました。
希望が叶わなかったのは残念ですが、もしDIYするつもりで商品を発注していたら、取り付けられないし返品もできない、という悲惨なことになっていたわけで、ニトリさんが採寸に来てくれて良かったと思わざるを得ないです。
STEP2:2回目の訪問と商品のオーダーと支払い
採寸も完了したところで、ニトリの店舗へ再度訪問します。
実地採寸を踏まえて選んだブラインドカーテンの発注と、取り付け位置の再確認、そして取り付けの予定日を決めます。
結局私が選んだ商品はNTアルミブラインド25。
最終的に我が家で支払った金額は
NTアルミブラインド25ワンポールタイプ × 4本 | 12,000×4×1.08=51,840円(税込) |
取り付け出張費用 | 9,720円(税込) |
採寸費用 | 4,320円(税込) |
ニトリのポイント | -5000円 |
合計金額 | 61,880円 |
です。
なお、取り付けの日程に関しても現地採寸の予約と同じで2週間程度先までは埋まっていました。
恐らく繁忙期の3月4月にはさらに予約が埋まっているんじゃないかと思いますので、急がれている方は早めの行動をおすすめします。
STEP3:取り付け当日
取り付けの当日は、指定時間の1時間ほど前になるとニトリさんから電話があり、予定通りの時間に職人さんが来られるので対応お願いします、と確認の電話がありました。
そして時間になると職人さんが来られ、壁や床を傷つけないよう、脚立と商品・部材を運んできてくださいました。
そして指定された箇所にブラインドカーテンを設置、その後一緒に取り付けに問題が無いかを確認して、作業完了です。
ニトリのブラインドカーテン取り付け費用がコスパ最高な理由
私はニトリでブラインドカーテンを取り付けてもらって、大満足していますが、その理由を3つまとめてみます。
まずは店舗で商品選択の手助けをしてもらったことです。
窓の幅が狭く、ニトリの商品では対応できないことがわかると、そのサイズに合致したカーテンレールを提案いただきました。ニトリのHPではその商品の掲載がないので、現地に行き資料を元に話ができたことでそうした解決策が導き出されたことはプラスでした。
そして価格。
ニトリでの採寸出張料金は4,000円で、さらにキャンペーンで5,000円のポイントバックがあったので1,000円儲かるという・・ただのラッキーなのですが。取り付け費用が9,000円というのも安い部類に入るかと思います。。
くらしのマーケットを見ていると、ブラインドカーテン1枚取り付けで相場は7000~8000円。2枚目以降は要見積もりですが、その相場とはそれほどかけ離れていません。
そして採寸とアドバイス。
我が家の窓はハンドル式で干渉するため、内窓にはブラインドカーテンを取り付けられませんでした。それがわかっただけでも十分ニトリさんでブラインドカーテンの取り付けを依頼してよかったと思います。採寸もやってくれるので、素人が採寸して間違う危険性も排除できますしね。
採寸出張費用はキャンペーンでなければ5,000円程度かかってしまいます。
しかしその5,000円は適切にブラインドカーテンを取り付けるための保険代であると考えています。実際に店舗と現地で話をしてみないとわからないような事故を回避できましたので。
ブラインドカーテンを格安で取り付けるには
私はこのようにニトリでのブラインドカーテン取り付けに満足しているのですが、もっと安くカーテンレールを取り付ける方法がないものかと考えましたので紹介しておきます。
DIYでブラインドカーテンを取り付ける
カーテンレールをDIYで取り付けしようとしたときは、工務店に「やめておいた方が良い」と言われて断念したのですが、カーテンレールとくらべるとブラインドカーテンの取り付けは簡単ですので、素人でもやってできないことはないと思います。
ブラインドカーテンをDIYで取り付ける方法はRESTAさんでも紹介(ページの上部あたり)しているので、この動画を見てDIYできそうか判断していただきたいです。
基本的にはブラケットを取り付けて、それに引っ掛けるだけです。
くらしのマーケットを利用する
商品だけネットで購入して、くらしのマーケットで取り付けてもらう方法もあります。
私は投資の一環でマンションを賃貸経営しているのですが、賃借人が退去した後は次の賃借人のために部屋を清掃する必要があります。業者を介してこうした清掃サービスを依頼すると、清掃業者から業者に紹介料がバックされるので、その費用が上乗せされて清掃料が高くなるんですよね・・
くらしのマーケットを介せば、業者さんとの直接取引となるので、安くサービスを利用できるので重宝しています。
ニトリさんだとニトリで購入した商品しか取り付けはしてもらえませんが、くらしのマーケットだとネットで購入したブラインドカーテンを取り付けだけお願いすることも可能ですし、事前に取り付け枚数を伝えて見積もりを貰うことも可能です。
商品だけならネットの方が安い
ここではニトリオリジナル製品であるNTアルミブラインド以外、つまり他メーカーの商品ならばネットで購入した方が安いということをお伝えします。
ニトリでタチカワブラインドのシルキーカーテンを購入する場合
結局私はニトリの商品であるNTアルミブラインドを取り付けたのですが、当初はタチカワブラインドさんのシルキーカーテンを購入する予定でした。
ニトリさんの場合、このカーテンは定価の6割+1商品あたり2000円の梱包費がかかります。
下の画像はタチカワブラインドさんのカタログに掲載されているシルキーカーテンの価格表です。この表に0.6を掛けて2000円を足したものがニトリさん経由で購入できるシルキーカーテンの代金です。
ネットでタチカワブラインドのシルキーカーテンを購入する場合
一方、下の画像はRESTAさんで購入できるタチカワブラインドさんのシルキーカーテンの価格表です。
両者を比較するとネットで購入した方が安い
例えば、幅150~600、高さ1800のタチカワブラインドのシルキーカーテンを購入すると
ニトリの場合は1枚あたり
21300×0.6+2000=14,780円かかります。
これをネットで買うと画像のとおり1枚あたり12,815円と約2,000円安く購入することができるのです。
RESTAさんで購入して、これをくらしのマーケットで取付依頼する。ニトリのオリジナル商品にこだわらないのであれば、こうした方法で安くブラインドカーテンを取り付けることが可能になります。
ブラインドカーテンの種類と選び方
最後にブラインカーテンの種類と選び方を解説していきます。
今までカーテンしか使用したことのない私には、ブラインドカーテンに関して全くの無知でした。井の中の蛙は大海もブラインカーテンもわからないのです。
ここからはニトリのブラインカーテンを基準に話をしていきますが、ニトリの商品に限らずブラインドカーテンを選ぶときは必ずぶつかる壁だと思ってお読みください。
ブラインドカーテンを購入するにあたり、選択肢がいくつか用意されています。
まず決めなくてはいけないのは次の選択肢です。
- アルミブラインドかウッドブラインド
アルミブラインドを選んだ場合
- ワンポール方式かコード&ロッド式
- スラットが15mmと25mm
ウッドブラインドを選んだ場合
- ワンタッチ降下タイプか否か
- コードタイプかテープタイプ
- スラット幅が35mmか50mm
をさらに選ぶことになります。
選択肢が広がった結果、ニトリのブラインドは商品の種類だけでこれだけあります。
多すぎるので解説していきます。
アルミブラインドとウッドブラインド
アルミブラインドとウッドブラインドの差は価格であり高級感の差です。もちろんウッドブラインドの方が高いので高級感あります。
値段もブラインドの種類によって大きく違いますが、アルミブラインドとウッドブラインド、それぞれ一番安い種類の価格表を載せます。
木製ブラインドで高価格帯のものは、アルミブラインドと比較すると倍以上は違います。
アルミブラインドの価格表
木製ブラインドの価格表
アルミブラインドを選択した場合
アルミブラインドを選択した場合
- ワンポール方式かコード&ロッド式
- スラットが15mmと25mm
が選択肢として与えられます。それぞれ見ていきましょう。
ワンポールタイプとコード&ロッド式
これはブラインドを上下させる棒と、ブラインドの羽の斜角を変更させる棒が一緒なのか別なのかということです。
ニトリでは上下させる棒と、斜角を変更させる棒が同じものをワンポールタイプと呼び、異なるものをコード&ロッド式と呼んでいます。
ワンポールタイプ
ブラインドカーテンに付属しているコードを下に引けばブラインドが上がり、回転させれば羽が動いて明るさが調節できるようになります。
コード&ロッド式
コード&ロッド式では、ロッド棒で羽の角度を変更し、明暗の変更を行います。そしてコードでブラインドの昇降を行います。
選んだ商品によってワンポールタイプかコード&ロッド式か決まる
例えば欲しいデザインや大きさの商品が見つかった場合でも、選んだ商品によってワンポールタイプかコード&ロッド式かが決まってしまいます。
つまり商品を選んだ後にワンポールタイプかコード&ロッド式をこちらで選ぶことはできません。
通常ブラインドはデザイン・色・値段で決める方が殆どだと思いますが、どうしてもワンポールタイプかコード&ロッド式にこだわりがある場合は、どちからの方式が採用されているブラインドカーテンを選ぶ必要があります。
スラット幅
スラットとはブラインドの羽の幅ことですね。
下の図のように1枚の羽根の幅をスラットと言います。
ニトリのアルミブラインドにはスラットが15mmのものと25mmのものが用意されています。
幅が異なると何が違ってくるのでしょうか・・?
一番は見た目の問題ですね。
15mmは繊細な印象を与える一方、幅が広いブラインドは重厚感や高級感が出てきます。ですので幅の広さは部屋のイメージや雰囲気と合わせて考える必要があります。
また機能面での違いもあります。
25mmの場合はスラットを全開にすると部屋の中の状態が見えることがあるので注意が必要です。一方で15mmは25mmに比べて部屋の中は見えにくいですが、掃除に手間がかかるというデメリットがあります。
ウッドブラインドのを選択した場合
ウッドブラインドを選択した場合は次の4つの選択肢があります。
- ワンタッチ降下タイプか否か
- コードタイプかテープタイプ
- スラット幅が35mmか50mm
ワンタッチ降下タイプ
ニトリのウッドブラインドはギア式と言って、ブラインドに取り付けられている昇降コード(紐)の操作でブラインドの昇降とスラット(羽)角度の調節が両方できるようになっています。
そしてワンタッチ降下タイプとは、ワンタッチでブラインドを下すことができる便利な機能です。
このワンタッチ降下タイプをオプションで付与するかどうかを選ばなくてはいけません(ブラインドの種類によって、選択不可の場合もあり)
テープタイプかコードタイプ
ウッドブラインドの場合はラダータイプを、コードタイプかテープタイプから選択しなくてはいけません。
ラダータイプって何?って話になるのですが、画像の左側がテープタイプ、右側がコードタイプです。
要は紐を隠すためのテープがついているか、ついていないかですね。
テープタイプはコードを通す穴からの光漏れを防いでくれるのと、ラダーテープの色を選択できるので色彩に富み、部屋がぐっとおしゃれになります。
一方でブラインドを畳んだときに余ったテープが山折りの状態で、前に飛び出てしまうということと、値段がラダータイプの方が高くなることがあります(テープタイプもコードタイプも同じ値段のブラインドもあります)。
スラット幅
アルミブラインドと同じ説明になってしまいますが、スラットとはブラインドの羽の幅ことですね。
下の図の1枚あたりの羽の幅をスラット幅と言います。
幅が異なると見た目の印象が変わってきます。
35mmは繊細な印象を与えるので、腰高窓や小窓(幅100cm未満)などの小さめの窓に使用されることが一般的です。
一方50mmはやはり重厚感がありますので、それを活かすために幅が広い窓に50mmを選択すると良いでしょう。
ブラインドカーテンのつけ方2種類
最後に、ブラインドカーテンのつけ方が2種類あるのでそれだけ説明しておきます。
ブラインドカーテンには正面付けと天井付けがあります。画像で見た方がわかりやすいとおもいます。
正面付け
天井付け
天井付けと正面付けのメリットとデメリット
正面付けはレールが前面や横に出てくるため、エアコンの設置位置が窓のすぐ近くにあったり、戸の開閉にレールが接触するような場合は接触しないよう注意する必要があります。
一方でメリットとしてはブラインドを閉めた時に光りが入りにくい、つまり遮光性が高いということです。
天井付けの場合は見た目がすっきりしておりエアコンや戸などとの干渉を気にする必要がありませんが、逆に遮光性が正面付けに比べて低く、寝室などに設置するときは朝日が眩しく感じることがあるかもしれません。