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株式投資

くりっく株365のスプレッドは広すぎ?

投稿日:2019年2月20日 更新日:

円を持つ男性

今回の記事ではくりっく株365のスプレッド差を取り扱います。

くりっく株365はマーケットメイカーが価格を提示し、その中から投資家にとって最も有利な価格帯が採用されます。

それにも関わらず、くりっく株365のスプレッド差は広いと言われがちです。

くりっく株365のスプレッド差はいくらなのか、そしてその負担は大きいのかを考察します。

取引所CFD(くりっく株365)のスプレッド

取引所CFD(くりっく株365)にせよ、株式投資にせよ、考慮すべき点の一つに手数料があります。

手数料と聞くと、株式売買の経験者であれば「売買手数料」を思い浮かべる人もいることでしょう。

しかしCFDには売買を行う際、証券会社に支払う「売買手数料」とは別に「スプレッド差」というものが存在します。

くりっく株365のスプレッド差

例えば株式の売買であれば、売り手の売却希望金額と買い手の買取希望金額が合致した場合に初めて取引が成立します。

しかし例えば店頭CFDですと価格を提示するのは証券会社ですし、取引所CFD(くりっく株365)の場合はマーケットメイカーである金融機関が取引所の売りと買いの値段を提示します。

マーケットメイカーや証券会社が我々投資家に提示する売りと買いの価格は決して一致せず、その売りと買いの価格差をスプレッド差と表現します。

下の画像はマネックス証券で実際に売買を行う際の取引画面になります。

スプレッド差

例えば上の画面でNYダウの買気配と売気配を見てみましょう。

買気配は25,483で売気配は25,514ですね。

NYダウを購入するのと売却するのとで、31の差があります。

同時刻にNYダウを売買するとこの差の分だけのスプレッド差を支払う必要があるということです。

くりっく株365はすべて指数の100倍/円で取引が行われるので、今回の場合は1取引あたり31×100円=3,100円のスプレッド差がある、ということになります。

くりっく株365のスプレッド差は広いのか

NYダウを1枚購入すると、2019年2月現在でおおよそ250万円~260万円程度の投資を行うこととなります。

250万円の投資に対して3000円のスプレッド差(手数料)というのは果たして高いのでしょうか?

同じくマネックス証券の株式売買手数料を見てみましょう。

ちなみにくりっく株365の場合、取引所で価格のやりとりが行われるため、利用している証券会社によってくりっく株365の取引価格(スプレッド差)が違うということはありませんので、これからお話する内容はどのこ証券会社を利用しても同じです。

マネックス証券の場合、100万円を超える注文の場合、成行注文の場合は約定金額の0.1%、指値注文の場合は0.15%となります。

一方NYダウの場合ですと、先ほどの例で計算すれば0.12%となり、株式売買手数料とほとんど変わりがないことがわかります。

ただ、スプレッド差はその時の取引量や為替の変動よっても大きく変動するため、一概に「この銘柄のスプレッド差はいくら」と決まっているわけではありません。

今までに取引を行ってきた経験則で、「取引価格に対して概ねこの程度のスプレッド差がありますよ」ということを表にしました。

銘柄 スプレッド差
NYダウ 0.064%~0.112%
日経225 0.015%~0.059%
DAX 0.045%~0.118%
FTSE100 0.276%~0.565%
(参考)
株式売買手数料
0.1%~0.15%
(参考)
GMOクリック証券CFD
0.008%~0.2%程度

銘柄によってバラツキがありますね。

FTSE100のスプレッド差は正直大きいです。

しかしFTS100を除けば一般的に大きいといわれがちな、「くりっく株365」のスプレッド差もそれほどではないことがお分かりいただけるのではないでしょうか?

ただ競合相手となりうる店頭CFD(GMOクリック証券)のスプレッド差がとても小さいため、それと比較してと「くりっく株365のスプレッド差が広い」と言われているのでしょう。

GMOクリック証券CFDのスプレッド差は銘柄によって大きく異なりますが、例えば米国30というくりっく株365のNYダウに類似した銘柄のスプレッド差は0.01%ほどであり、くりっく株365の1/10程度です。

スプレッド差だけをみればGMOクリック証券のCFDの圧勝と言えるでしょう。

GMOクリック証券のCFDについて詳しく知りたい方は、GMOクリック証券のCFDについて詳しく解説をした記事がありますので参照お願いします。

くりっく株365の売買手数料

スプレッド差は手数料の1種と言えますが、くりっく株365ではそれとは別に証券会社へ支払う手数料も存在しますので解説をしたいと思います。

次の表はくりっく株365の取り扱いを行っている証券会社の、1取引あたりの手数料一覧です。

ひまわり証券【くりっく株365】 147円
マネースクエア 150円
日産証券 151円
マネックス証券 152円
岡三オンライン証券 くりっく株365 153円
SBI証券 153円
カブドットコム証券 153円
フジトミ 153円
岩井コスモ証券 216円
インヴァスト シストレ24 216円
KOYO証券 324円
カネツFX証券 432円
豊商事 最大1,728円

豊商事だけ手数料が抜けてますが、200円前後のところが多いですね。

重要なのは、銘柄や売買価格に関係なくあくまで1取引に対する手数料という点です。

NYダウの方がFTSEよりも3倍ほど取引価格は高くなっていますが、あくまで1売買あたりに対する手数料ですのでどの銘柄を売買してもその手数料は同一です。

くりっく株365の1売買あたりの最小取引金額は2019年2月現在で以下のようになっています。

銘柄 最小単位の取引金額
225 2,089,000円
DAX 1,119,200円
FTSE 723,300円
NYダウ 2,505,400円

銘柄によって幅はありますが、仮に1売買あたりの手数料を150円として計算すると取引金額が最も小さいFTSEでは売買代金の0.02%、取引金額が最も大きいNYダウの場合は売買代金の0.006%と、極めて安いです。

デイトレをするにせよ長期投資するにせよ、ほとんど無視して良い売買手数料の安さと言えるでしょう。

くりっく株365のスプレッドは広すぎるのか?まとめ

くりっく株365のスプレッド差は、店頭CFD(GMOクリック証券)などと比べると確かに高い。

しかし、一般的な株式売買手数料と比べるとごく一般的な費用と言える。

スプレッド差以外にも、売買を支払う必要があるがスプレッド差と比較すると微々たるものであり気にする必要はない。

私はくりっく株365は長期投資として利用していますので、あまりスプレッド差を気にしたことはありませんが、短期売買で利ザヤを稼ぐ方法を取られる場合はGMOクリック証券のCFDを利用した方が良いでしょう。

長期投資でくりっく株365を利用する場合は、売買手数料・スプレッド差よりも各銘柄の金利を考えた方が良いと思います。

金利と配当金についての記事を参照お願いします。

また、くりっく株365に関する詳しい解説は次の記事の参照をお願いします。

取引所CFD(くりっく株365)とは?仕組みをわかりやすく解説

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執筆者:たぬ

              

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