この記事ではニトリにカーテンレールの設置を依頼するとどういう流れでカーテンを取り付けてくれるのか、またその費用がいくらになるのかを解説しています。
結論から言えば、カーテンの取り付けはニトリに依頼して大正解でした。
なぜそのように感じたのかを、解説していきます。
Contents
ニトリのカーテンレール取り付け費用
ニトリのカーテンレールの取り付け費用はニトリのカーテン製品を店舗で購入し、取り付ける場合のみサービスが受けられます。
1本あたり1,500円(ダブルの場合)、ただし最低料金が設けられており、9000円でした。
つまり6本までは1本だろうが5本だろうが9,000円の料金がかかります。
7本以上の場合は1本につき1,500円が加算されていくシステムです。
ここまでは割と普通。まぁまぁ良心的な値段ですね?ってレベル。
しかし何よりも驚いたのが
ニトリでは取り付け前に事前採寸を行ってもらうのですが、その費用が無料でした。
しかも派遣されてきたのは2人。
2人を1時間程度派遣してくれたのに、その費用が無料。
本来5,000円くらい取られてもおかしくないのに無料。
カーテンレール取り付けの相場を調べましたが、例え1本の取り付けであっても現場へ向かうための人件費がかかるので、最低料金が設けられています。
最低料金は1万円前後くらいが多かったので、取り付け費用だけ考えるとニトリの料金が格段に安いというわけではありません。
しかしながら、ニトリは単に取り付けをしてくれるだけでなく、事前に窓の採寸や間取りを見て適切なレールの配置を提案してくれます。
それらのサービス込みで最低料金9,000円というのはどう考えても格安と言わざるを得ないと思いましたので、記事にさせていただきました。
新築住宅に最安でカーテンレールを取り付けるには
2018年の12月に新築戸建ての引渡を終えましたが、戸建てを建ててくれた工務店さんではカーテンレールの取り付けはやっていないとのこと。
注文住宅でなくても、建売の場合でもカーテンレールは付いていないことが多いようです。
なぜカーテンレールは生活必需品であるのに、最初からついていないのでしょうか?
それは、人によって取り付けるカーテンレールの種類が異なるからです。
人によってはブラインド・ロールカーテンを取り付けたい人もいるでしょうし、ダブル(カーテンレースとカーテン)を取り付けたい人もいるでしょう。
窓ガラスに目隠し用のシールだけ貼ってカーテンは不要な人もいるかと思います。
人によってカーテンの需要が異なりますので、最初からカーテンレールを取り付けておくようなことはしないのだそうです。
DIYで取り付ける
最も安くカーテンレールを取り付ける方法は、カーテンレールだけ購入してDIYで取り付ける方法です。
DIYを行う人は近年増えてきましたが、やられたことのない人は抵抗があるかもしれません。
私も不動産賃貸業をしてる関係でDIYをたまにやりますが、よく利用しているのはRESTAさんです。
伸縮タイプのダブルカーテンレールが1,500円程度で購入できますし、今回私が戸建に取り付けた4本をRESTさんで購入しDIYすると、送料込みで7,000円程度で済んでしまいます。
もちろん取り付け費用は0円です。
RESTAさんのホームページでは、動画でも静止画でも取り付け方法を公開されています。
DIYでカーテンレールを取り付けるとコスパは良いのか?
それなら、伸縮性のカーテンレールを購入して採寸を自分で行いDIYで取りつけよう!
と思われるかもしれませんが、それは家を建てた工務店の方に「やめておいた方が良いですよ」と言われました。
カーテンレールを平行に設置するのが、素人では難しいし、割とカーテンレールは重量があるので難易度が高いとのこと。
確かに中古の家なら失敗しても良いと思えますが、新築の家で失敗はしたくないですね。
結局私はDIYでカーテンレールを取りつけるのは断念してしまいました。
DIY以外でカーテンレールを安く取り付ける方法は?
できるだけカーテンレールを安く取り付けたい、しかも間違いの無いように。
しかし、職人さんを1人呼んで作業をしてもらうわけですから、出張料だけで高くかかってしまいそう。
カーテンレール自体にこだわりを持っている人は、特注品を頼んでコストをかけても問題ないと思うのでしょうが、私は「どうせカーテンレールなんてカーテンに隠れてしまうものだから、カーテンさえきちんと吊下げられれば何でも良い」という考えです。
我が家は窓の数が少なく、カーテンレールを取りつける個所は4つのみ。
方法として
- カーテンレールだけ購入して、カーテンレールを取り付けてくれる業者を依頼する
- ニトリでカーテンレールを購入して取り付けて貰う
の2つの案が思い浮かびました。
ニトリでカーテンレールを取り付け依頼するとどうなるか?
最終的にニトリでカーテンレールを依頼することにしたのは、
採寸・取り付け提案・取り付けこれらすべて最低料金の9,000円で行ってくれるからです。
しかも、出張採寸・提案料金が無料なので、仮に「やっぱニトリさんで取り付けるのやめときますね」となってもかかる費用は0円。
こんなのこちらが申し訳なくなるレベルじゃないですか・・・。
後述しますが、取り付け提案がなかったら部屋が少し不便なものになっていたかもしれず、結果採寸・提案を受けられてとても満足しています。
ですが「それでもやっぱりコスト抑えて最安値でカーテンレールを取り付けたい!」という方のために、最安値で取り付ける方法を記事の最後に載せましたので興味のある方は参照してみてください。
ニトリでカーテンレールの購入と取り付けを依頼したときの流れは次のようになります。
STEP1: 店舗で採寸の予約と実地での採寸
まず最寄りのニトリ店舗で、下見(採寸)に来てもらう日を予約します。
2週間くらい先までは埋まっている様子でしたので、新築の入居日が迫っている方は2週間以上はは余裕をもってにニトリへ行った方が良いと思います。
そして下見の当日、なんと2人の方がカーテンレールを設置する場所を見に来てくださいました。
1人ではなく2人。
人件費も2倍かかるというのに神対応ありがとうございます。
主にカーテンレールの長さと位置を決定するために来てくださるのですが、予定していた位置にカーテンレールを取り付けると、図のように部屋の入り口の扉を開閉した時に扉とカーテンレールが干渉してしまうことが判明!
もし自分でカーテンレールを取り付けようものなら、気づかずに取り付けていたことでしょう。
そして、窓枠の内側にレースカーテンのレールを、外側にカーテンレールを取り付けることでレールと扉の干渉を防ぐ提案をしていただきました。
この窓の採寸と適切な位置にカーテンレールを取り付けてもらうアドバイスは料金は0円。
2人来て0円。なんたることでしょう。
ただ、元々カーテンレールは伸縮性のあるフランという最安値のレールを選んでいたのですが、
「その伸縮性のあるカーテンレールは長期間使用するとカーテンの重量で曲がることがあるんですよね」
という理由で1つ上のグレードへと変更することになりました。
そんな曲がるようなカーテンレールを売るなんてどういうことだよ・・・。確かに画像を見てもわかるように、めちゃ安そうだけども・・(実際925円です)。
と思いながらも、グレードを上げて「エリート」というカーテンレールへ変更することにしました。
見た目少しグレードアップです。
そもそもで、ニトリのカーテンテールと一言で済ませても種類だけでこんなにたくさんあるんですよね・・・。
カーテンレールの料金は1本あたり925円→3,837円へとあがってしまいました。
STEP2: 再度店舗へ出向き、料金の支払いと取り付け日の決定
採寸では料金の支払いが発生していないので、店舗へ出向き、実地調査で選んだカーテンと取り付け位置の確認、そして取り付け日の予約を行い料金を支払います。
最終的に支払った金額は、
オーダーカーテンレール (NTエリートプレーンホワイトダブル1.82m) × 4本 |
3,837×4×1.08=16,575円 |
取り付け出張費用 | 9,720円(税込) |
採寸費用 | 無料 |
合計金額 | 26,295円(税込) |
です。
カーテンに関しては、引っ越す前の家で使用していたレースとカーテンを利用することにしていたので、0円です。
そして、取り付け日の予約ですが・・・こちらも2週間後くらいまで予約で埋まっていた。
結果、引っ越しの日には残念ながら間に合いませんでした。
この記事を見て、ニトリでカーテンレールを取り付けしようと思われる方は、是非とも早め早めの行動をオススメいたします!
STEP3: 取り付け当日
予約した日の数時間前になると、ニトリより電話があります。
「予定よりも早く職人さんが行けそうなので、ご都合どうですか?」
という内容だったのですが、当日は市役所へ転居届を提出したり、警察署へ免許証の住所変更したりでスケジュールがギチギチになっていました。
ですので「すいませんが予定通りの時間に来てください」と返答しておきました。
時間になると、職人さんが来られ、新築ということもあり壁などを傷つけないよう注意を払いながら取り付け作業をしていただけました。
最終確認として、取り付けに問題ないかを職人さんと一緒に確認をして作業完了です。
ニトリのカーテンレール取り付け費用がコスパ最高な理由
ニトリのカーテンレール取り付けの流れは以上です。
取り付け費用だけで見るとそれほど格安ではないと感じるかもしれませんが、私がニトリのカーテンレール取り付けのコスパが良いと思った点はその提案力と正確性です。
採寸も2人で確認を行いながらキチンと仕事をしていただきましたし、何よりもカーテンレールと扉の干渉を避けるようなレールの取り付け位置を提案してくれたことに対して、金額以上の「お得感」を得ることができました。
皆さまがカーテンレールの新規取り付けを依頼する機会があれば、ニトリを利用されることを私はオススメします。
ニトリより安くカーテンレールを取り付ける方法
というわけで私はニトリでカーテンレールをお願いして満足しているわけですが、それでもやはり安くカーテンレールをとりつけられるに越したことはないです。
最後にニトリよりもカーテンレールを安く取り付ける方法を書いておきます。
結論から言えば、ネットショップで商品を購入して、取り付け業者へ依頼する方法です。
今回ニトリで購入した「エリートプレーンホワイトダブル」はTOSOさんの商品です。これはニトリの製品ではないためRESTAさんで購入可能です。今回私はこの商品を1本3,837円(税抜)で購入しましたが、RESTAさんなら1本3,560円(税抜)で購入できました(送料が別途かかるので少量の注文だと価格負けしますが)。
そしてそれをくらしのマーケット経由で業者に依頼をして取り付けてもらいます。
私は投資の一環で賃貸不動産をいくつか持っているのですが、入居者の方が退去された後はこのくらしのマーケットさん経由で部屋の清掃をお願いしています。
例えば清掃を管理業者経由で発注すると、マージンを取られてしまい、清掃料金がかなり高くなってしまいます。しかし、くらしのマーケット経由で依頼をするとやりとりを清掃業者と行うこととなり、清掃料金を格安で行うことができるのです。
話が逸れましたが、清掃だけでなく生活に付随して発生する専門的な技術が必要な作業はくらしのマーケット経由で行うと安く済ますことができるでしょう。
RESTAさんなどのネット業者で資材購入、くらしのマーケットで作業を依頼、この流れでカーテンレールを安く取り付けられることができると思います。
またカーテンに関してはオーダーカーテンJAPAN CURTAINがお勧めです。
その理由は売られているカーテンが次の要件を全て満たしているからです。
- 一級遮光
- UVカット
- 防炎
- 形状記憶
- 洗濯可
そして特筆すべきは圧倒的に注文画面がシンプルで使いやすい点。
カーテンの大きさ(1cm単位)と色(42色)を選択するとイメージ画像が表記されるのですが、レスポンス早くて見てるだけで正直気持ちいいです。
そしてオーダーカーテンJAPAN CURTAINはレースカーテンとセットになっているので価格も安い。
画像で部屋のイメージを視覚化してくれるのはありがたかったです。
追記:ニトリでブラインドカーテンの取り付けを行った時のことを記事にしました。
興味のある方はご参照お願いします。
※ニトリのカーテンレール取付料金は2019年現在の価格です。店舗や時期によっては変動することも考えられますので、正確な金額については担当店舗へお問い合わせお願いします。
はじめまして。
明日、新居の契約が完了する者です。
カーテンレールがついていない新築で、どうしたら良いのか迷っていました。
ニトリさんへはふらっと、まずカーテンレール自体がいくらなのかこの間見てきたのですが、取り付けもやってもらえるのは知らなかったのでこの情報は助かりました!
カーテンレールくらい、自分達でできるかな?と思っていましたが、やめます(笑)
扉との干渉なんて頭になかったので、自分達でやっていたらとんでもないことになっていたなと思います…。
実際に取り付けまでの期間や、費用を詳しく書いてくださりありがとうございます。
ほほ様
コメントありがとうございます。
そして新居の契約おめでとうございます!
カーテンレールはカーテンさえつけてしまえば隠れてしまうので、新築物件だと悩んでしまうところですよね・・・
既存のカーテンレール交換くらいはDIYでやってしまって良いと思うんですけどね笑。
この記事がほほさんの新居が素敵なものになることの、一助になれば幸いです!
エリートはニトリさんのカーテンレールではなく、TOSOさんの定番商品です。良いものを勧めてもらいましたね。