今回はヘルシオで油を使用せずに「揚げないトンカツ」を調理しましたので、そのレビューを記事にしました。
ヘルシオでは「揚げないトンカツ」が作れるのですが、本当にそんなことができたのでしょうか?
そしてその味はどうだったのか、次回に活かせる問題点はあるのか、などを考察し皆様にお伝えします。
Contents
ヘルシオで揚げないトンカツ?意味あるの?
油を使わずにトンカツを揚げる。トンカツは油ものなのに油を使わない。
日本はトンカツを揚げずに調理できる時代になったのです。素敵ですね。
とは言え「別にわざわざヘルシオでトンカツ作らなくても揚げればいいやん」という声も聞こえてきそうなので、トンカツをヘルシオで調理する理由を2つあげておきます。
ヘルシオでトンカツを調理する理由2つあげます
ヘルシオの名前からも推測できるとおり、ヘルシオは健康を売りの1つにしています。
またヘルシオは自動調理機能(まかせて調理)があり、家事の時短という点でも優れた家電です。
この2点はトンカツを調理する際も同様であり、次のようなメリットを得ることができます。
- 加熱水蒸気を利用するためトンカツの脱油とカロリーダウン⇒つまりヘルシー
- 油を使用する手間と使用済油の処理の手間がゼロになる⇒つまり効率的にとんかつが作れる
そしてさらにこの記事で紹介するコツを実践していただければ、ヘルシオでトンカツを調理するのがさらに効率的になるのでオススメです。
ヘルシオでトンカツを作ると脱油とカロリーダウンが可能に
ヘルシオの調理方法は電子レンジとは異なり、加熱水蒸気で食品の内部まで素早く加熱するため、食品の脂質が溶けだします。
その証拠にヘルシオで調理した食材は、角皿の上に油がごっそり落ちています。
ヘルシオで調理したトンカツは油分が溶けるのに加え調理に油を使用しないため、カロリーを抑えることができるのです。
揚げる手間と油を廃棄する手間が無くなる
ヘルシオは油を利用せずにトンカツを調理するため、油を高温にしてトンカツを揚げるという手間が無くなります。
またそれに伴い使い終わった油を捨てる必要も無くなります。
使用済の油を捨てるのって面倒ですよね?
ヘルシオでトンカツを調理することは時短になるだけでなく、地球環境にも優しい行為であると言えます。
実際にヘルシオで揚げないトンカツを調理した
では実際にヘルシオで揚げないトンカツを調理する方法を紹介していきます。
ヘルシオで揚げないトンカツを作ると時短になるとは言え、ヘルシオでトンカツを調理するには下準備が必要です。
まずはこんがりパン粉をつくる
ヘルシオでトンカツを調理するには、まず「こんがりパン粉」という材料を作らなくてはいけません。
「こんがりパン粉」は電子レンジまたはフライパンで作ることができ、トンカツ4人分(4枚)の「こんがりパン粉」は次のように作ります。
フライパンで作る場合
フライパンで「こんがりパン粉」を作るには、パン粉60gとサラダ油大さじ3をフライパンへ投入し、混ぜながら全体をきつね色になるまで加熱します。
電子レンジで作る場合
電子レンジで「こんがりパン粉」を作るにはフライパンの時と同じ分量の材料を混ぜ、【加熱→電子レンジから取り出し混ぜる→電子レンジで加熱】を5~6回繰り返し、全体をきつね色に仕上げます。
ヘルシオでトンカツの調理開始
フライパンを使用するのが手間だと思われるかもしれませんが、正直電子レンジで5~6回パン粉をキツネ色にする方が手間です。
ですので「こんがりパン粉」はフライパンで作る方が圧倒的に楽です。
フライパンでこんがりパン粉をつくると次の画像のようになります。左側が調理前、調理後は右のように美味しそうなキツネ色になります。
「こんがりパン粉」させ出来てしまえばあとは通常のトンカツと同じです。
豚肉に薄力粉、溶き卵、こんがりパン粉の順に衣をつけます。
そしてそれをヘルシオに投入し「まかせて調理」してもらいます。
実際に調理が完了したトンカツは次の画像の通りです。
こんがり焼けていて美味しそうです。
ヘルシオでトンカツを調理してもパン粉の色は変わらない、つまり「こんがりパン粉」を作った時の色がそのまま焼き上がりの色になります。
ですのでトンカツを美味しく見せるためには「こんがりパン粉」の色合いは非常に重要なのです。
ヘルシオで調理した揚げないトンカツの味は?
早速実食してみましょう。
果たして油で揚げたトンカツと、ヘルシオで調理したトンカツはどちらが美味しいのか・・?
結論を言えば、ヘルシオで調理したトンカツは油で揚げたトンカツと同じくらい美味しいです。
まず衣はサクサク。
加熱水蒸気がトンカツの衣(こんがりパン粉)を焼いてくれますので、表面は適度にサックリして噛み応えがあります。
そして肉。
熱が肉の部分までしっかり通っていて、油で揚げるのと何ら変わりがないです。
ヘルシオで揚げないとんかつを作ると油が抜けてパサパサするんじゃないかと懸念しましたが、決してそんなことはありませんでした。
当然中までしっかり熱が通っています。
油で揚げたトンカツと互角と言えるでしょう。
ヘルシオで揚げないトンカツを調理するコツ
ヘルシオでトンカツを調理するコツ、と言っても調理するのはヘルシオなので下ごしらえを効率的に行う方法をお伝えしておきます。
まずは「こんがりパン粉」を多めに作ることですね。
レシピの通りに「こんがりパン粉」を作ると、足りなくなる可能性があります。
事実4枚分のこんがりパン粉でトンカツを3枚作ったのですが、ほとんどこんがりパン粉は余りませんでした。
つまりトンカツ1枚あたり20g程度のパン粉が必要ということになります。もしトンカツを4枚作ろうと思うのであれば、パン粉は80gは用意した方が良いでしょう。
そしてこんがりパン粉は冷凍保存可能です。これは大きいです。
一度大量に「こんがりパン粉」を作っておけば、次回トンカツや揚げ物を作る際に利用することができます。
できれば「こんがりパン粉」を作る手間は最小限にしたいので作れるだけ作ってしまいましょう。可能なら200g程度のこんがりパン粉を一度に作ってしまい、冷凍保存しておくことをオススメします。
また衣をつけて冷凍保存したトンカツは解凍せずに「まかせて調理」で調理できます。
画像のようにziplockに入れてしまえば冷凍庫のスペースもほとんどとらないので非常食として活用できます。
仕事で疲れた夜にも冷凍庫からトンカツを取り出し「まかせて調理」すれば、食卓には出来立てのトンカツが並ぶことになります。
ヘルシオで揚げないトンカツを調理した感想
ここまで記事で書いたことをまとめてみたいと思います。
まずヘルシオで揚げないトンカツを調理するメリットは次の2点です。
- トンカツの脱油とカロリーダウン
- 油の調理・処理不要
そして調理の時に考慮すると良いと思われるのは次の4点です。
- こんがりパン粉はフライパンで作る
- こんがりパン粉はトンカツ1枚あがり30gが適量
- こんがりパン粉は200gくらい一気に作った方が次回の調理が楽になる
- こんがりパン粉・衣をつけたトンカツは冷凍保存可能であり、冷凍保存したまま「まかせて調理」可能なので多めに作っても良い
そして味は油で揚げたトンカツと同等ですので、今後私が油でトンカツを揚げることはないでしょう。
そんなヘルシオ神で他の料理を作った記事もありますのでよろしければ参照お願いします。
1つ目は私が今までヘルシオで作ったレシピの中で「これは絶対作るべきでしょ」と思った料理を11種類紹介した記事です⇒ヘルシオでつくると感動できるおすすめレシピ11選
またヘルシオで超絶うまいステーキを焼いた記事も別途書いていますのでご参照お願いします⇒⇒ヘルシオでステーキを焼いたら神だった