今回は「ふるさと納税」でいくら節税ができるのか
ということをお話していきたいと思います。
ふるさと納税で節税をする
前回のiDeCoの記事に引き続き、今回はふるさと納税でどれだけ節税が可能になるのかということをお話させていただきたいと思います。
iDeCoの記事は所得の計算が複雑でしたが、ふるさと納税に関しては簡単です。
寄付した金額が、所得税や住民税として戻ってくるのではなく、商品として戻ってくるので「節税」という言い方は語弊があるかもしれません。
しかしながら、返礼品としてお米などを受け取れば、その分食費が浮きますので結果的に「節税」を行ったのと等しくなります。
そもそもふるさと納税したことがないからわからないという方
「ふるさと納税」という言葉は聞いたことがあるけど、したことが無いからわからない!という方もいらっしゃるかも知れませんね。
「ふるさと納税」については記事を作成していますので、こちらをご覧いただけると幸いです。
https://majimetoushi.com/%e3%81%b5%e3%82%8b%e3%81%95%e3%81%a8%e7%b4%8d%e7%a8%8e01/
ふるさと納税は損することがない、極めてまれな節税方法ですので是非これを機会に「ふるさと納税」を開始していただきたいです。
ふるさと納税
ふるさと納税でどれだけ節税が可能であるかを知るためには、ふるさと納税の上限金額を知らなければなりません。
そして、ふるさと納税の上限金額を知るにはその年の課税所得がいくらであるかというこを知る必要があります。
課税所得の計算等についてはこちらの記事で詳しく書いておりますので、こちらを参照いただけると幸いです。
https://majimetoushi.com/%e3%80%90%e3%81%b5%e3%82%8b%e3%81%95%e3%81%a8%e7%b4%8d%e7%a8%8e%e3%80%91%e3%81%b5%e3%82%8b%e3%81%95%e3%81%a8%e7%b4%8d%e7%a8%8e%e3%81%ae%e8%a9%b3%e7%b4%b0%e3%81%aa%e8%a8%88%e7%ae%97%e3%80%90part6/
計算方法としては
自分の課税所得を知る⇒住民税所得割額と所得税率を計算する⇒計算式にあてはめ、ふるさと納税の上限金額を計算
という流れになります。
ふるさと納税上限額が分かったら次にすることは
ふるさと納税上限額がわかったら、後は簡単です。
肉・米などの食料品に関しては通常返礼率が3割程度ですので
寄付金上限×0.3
が節税した金額ということになります。
返礼率が5割の商品もある
将来的に是正されるかもしれませんが、現在のところ返礼率5割で商品券等を返礼品として採用している市町村もあります。
などが有名です。
こちらでもらったギフト券は、金券ショップ等で97%程度で換金することもできますので、そうすることによってふるさと納税寄付金上限の50%程度を節税することも可能になっています。つまり、
寄付金上限×0.5
が節税した金額ということになります。