ヘルシオで美味しいトーストは焼けるのか?
ヘルシオは自動調理家電でトーストも焼けるのですが、果たして美味しく焼けるのか、そしてどこまで美味しさを追求できるのかを記事にしました。
焼いたパンの枚数は37枚。最終的にはバルミューダで焼いたパンと比較していますのでご覧ください。
Contents
ヘルシオで最高に美味しいトーストが焼きたい
この記事を読むべき人は次のような人です。
- ヘルシオで美味しいトーストが焼けるかを知りたい人
- ヘルシオを持っていて、どうしたら美味しいトーストが焼けるかを知りたい人
- ヘルシオでバルミューダを超えるトーストが焼けるかを知りたい人
この記事を書くにあたり30枚を超えるトースト(超熟)を焼き上げ、ヘルシオで最高に旨いトーストがどうしたら焼けるかを考察しましたのでご覧ください。
我々が求める「美味しいトースト」の正体
トースト (Toast) は、スライスした食パンを加熱し、表面に軽く焦げ目をつけた食品である。
Wikipedia トーストより引用
近年高級食パンがブームになっていて、小麦・バター・生クリーム・焼き方に至るまで徹底的に厳選された食パンが販売されています。
そうした高級食パンを買えばトーストは格段に美味しくなるはずです。
しかし我々一般人は毎日高級食パンなんて食べていられない。
市販のパンを毎日美味しく食べたい。そんな希望は叶わないのか?
可能です。そうヘルシオがあれば!
というのがこの記事を書くに至った動機なのですが、そもそも美味しいトースト、美味しい焼き方ってどういうことなんでしょうか?
実は日本人が好む美味しいトーストとは次のようなものです。
日本で多くの人が好きなトーストは、表面がサックリと焼け、中はふんわりとした、いわゆる“サクふわ”トーストです。
NHKためしてガッテンより引用
そう、かじるとサクサク感がありつつちぎると中身がフワフワになるトースト。それが日本人の求める「サクふわ」トーストですね。
ヘルシオでトーストを美味しく焼くのは難しい?
この「サクふわ」なトーストを作るために抑えておかなくてはいけないポイントが1つあります。
非常に重要なので覚えておきましょう。
ポイントは、表面がきつね色になるまでの時間をできるだけ短くすること。パンには40%ほどの水分が含まれていますが、長く焼くほど、この水分が失われてしまいます。表面を早く焼くことで、水分が逃げるのを防ぎ、サクふわのトーストになります。
NHKためしてガッテンより引用
つまりは焼く時間を短くしてトーストの水分をできるだけ逃がさないようにしましょう、ということですね。
水分が逃げるにつれパンは「ふわふわ」感が失われていきます。
パンを常温で放置してカッチカチになってしまった経験、だれでもありますよね?
私は何度もあります。
ですのでトーストの水分を保持するために短時間で表面に焼き色をつけることが、美味しいトーストを完成させるのに重要な要素なのですが、実はヘルシオは「短時間でパンの表面を焼き上げる」ことが非常に苦手なのです。
その理由はヘルシオのHPに記載されていますので抜粋します。
ヘルシオは一般のトースターに比べ庫内容量が大きいため、トーストの焼き上がる時間は長めになります。ヘルシオQ&Aより引用
なんてっこた・・・
ヘルシオは自動調理家電ですので庫内は多くの食材を調理できるよう、スペースが広くとられています。
庫内が広いとその分庫内を加熱するのに時間がかかり、トーストを焼くには不利になるんですね。
しかしこの不利な条件を跳ねのけて美味しいトーストを完成させる方法はありますので見ていきましょう。
ヘルシオのトーストの焼き方は3種類
一般的なオーブントースターは上下に設置された電熱線から放射される熱で、トースターの表面に焼き色を付けていきます。
ヘルシオはこうしたオーブントースターとは異なる方法でトーストを焼いていきます。
実はヘルシオのトーストの焼き方は次のように3種類存在するのです。
- あぶり焼きでトーストを焼く(AX-XW500,AX-XW600限定)
- ウォーターグリルでトーストを焼く
- ウォーターオーブンでトーストを焼く
ヘルシオでトーストを焼くには「まかせて調理」からトーストを選択する方法や、「(焼きたて)パンあたため」からトーストする方法などがありますが、機種により同じ方法を選んでも、上記3つのうち焼き方がどれになるかは機種によって異なるのです(ややこしいです)。
例えばAX-XW600のまかせて調理でトーストを選択するとあぶり焼きでトーストを焼いてくれますが、AX-XW500の場合まかせて調理でトースト選択するとウォーターグリルでトーストを焼くことになります。
ですので今回の検証では焼き方を手動で「あぶり焼き」「ウォータグリル」「ウォーターオーブン」から選び、焼き時間も手動で設定し検証しています。
ヘルシオの炙り焼きでトーストを焼くと短時間でカリふわトーストが焼ける
まず最初に炙り焼でトーストを焼く方法を紹介します。
結論から言えばAX-XW500,AX-XW600をお持ちの方は炙り焼きでトーストを焼くことを推奨します。
ヘルシオの炙り焼きはヘルシオの天面から強い火力(加熱水蒸気)を噴出、表面がをこんがり焼き上げる方法です。
基本的にヘルシオの加熱方式は炙り焼きに限らず加熱水蒸気が用いられています。
ただ炙り機能のために天面に過熱水蒸気の排出口が配置されている機種はAX-XW600とAX-XW500のみになるため、炙り焼きでトーストを焼けるのは2機種のみになります。
トーストは表面をキツネ色にする時間が短いほど美味しい(サクふわになる)ため、高温で食パンの表面を焼いていく炙り焼きはトーストを焼くには適した焼き方だと言えます。
ヘルシオのウォーターグリルでトーストを焼くとサックリ度が増す
ヘルシオでトーストを焼くもう2つ目の方法はウォーターグリルを利用する方法です。
グリル焼きでは、グリルのように、食材を熱に直接触れさせます。オーブン焼きがショットガン(散弾銃)なら、グリル焼きは狙撃銃のようなものです。
lifehackerより引用
ウォーターグリルはヘルシオの全機種がに備わっている機能です。
トーストをグリルで焼くなんて聞いたことないよ・・と思われる方もいらっしゃるかも知れません。
でも実はグリルはトースターよりも美味しくパンを焼くことができるのです。
熱量の高いグリルは、短時間で食材を焼き上げ、さらに外側をカリっとさせられます。そのため、実はトーストは、トースターよりもグリルを使った方が短時間でパリっと焼けるのです。焦げないように注意は必要ですが、短い時間で調理することによって、水分の蒸発を抑え、香ばしさとしっとりさが味わえるトーストになるんですよ。
macaroniより引用
やはりここでもキーワードとなるのは「水分の蒸発を抑える」という言葉です。
グリルはトースターよりも熱量が高いため短時間でトーストを焼くことが可能となり、そのため食パン内部の水分喪失を抑えることができるのです。
そしてヘルシオのウォーターグリルは水を使用しているため通常のグリルより熱量が高く、美味しいトーストを焼いてくれることが期待できます。
水を使うことで熱量が高くなるため、油を落としたいときや生の素材に早く火を通したい場合に使います。
ヘルシオのウォーターオーブンでトーストを焼くと高い熱量でサクフワに仕上がりそう
最後に紹介するのはヘルシオのウォーターオーブンでトーストを焼く方法です。
一般的にオーブンはグリルと比較すると次のような特徴があります。
オーブン焼きは、一定の温度で食材を包み込み、全方向から調理します。よって、オーブンで何かを焼く時は、オーブン全体が設定温度になって、食材をその設定温度で包み込んで焼きます。
lifehackerより引用
ウォーターグリルはパンを直接加熱するのに対し、ウォーターオーブンは食材全体を熱で包み込んでいきます。
そしてヘルシオのウォーターオーブンもまたオーブンと比較して熱量が高く、美味しいパンを焼けるのではないかと期待が持てます。
水を使うことで、熱量が高くなるため、油を落としたいときや生の素材に早く火を通したい場合に使います。ローストポークや焼きいもなどのメニューに向いています。
シャープQ&Aより引用
ヘルシオの3種類の方法でトーストを焼いてみた
では早速実際に3種類の方法でトーストを焼いてみましたので、どの程度美味しくなったのかを見てみましょう。
使用したパンは皆さんご存じの超熟です。
超熟1枚をヘルシオにセットし、条件を変更してどんどん焼いていきます。
目指すのはバルミューダで焼いたパン!
バルミューダはトースト界隈の中でも最も美味しいパンが焼けると評判の家電です。
はたしてヘルシオで作ったトーストが、バルミューダが焼いたトーストにどこまで近づけるのか注目です。
通常のトースターで焼いたパンを50点として、焼かれたトーストの点数をつけていきます。
ウォーターグリルで7分焼いたトーストはサクサク
まず最初にウォーターグリルでトーストすることを試していきます。
ウォーターグリルでトーストを自動調理すると概ね7分で調理が完了するので、まずは手動で7分に設定してトーストしてみました。
焼き色が少し弱いように見えますが、中身までサックリした感じになっています。これはこれで美味しいですが中身のもっちり感は弱いですね。
普通のトーストで焼くより少し美味しいかなという感じですので、55点にしておきます。
トーストのもっちり感を出すには焼く時間を短縮すれば良いので、設定時間を6分に減らし焼いていきます。
果たして焼き色はどうなったのでしょうか?
うっ・・あまり焼けてない。
そして特に中身がもっちりしたわけでもなくあまり美味しくないです。
ウォーターグリルでトーストする場合は7分間が最適なようです。
炙り焼きで4~5分焼いたトーストは外さっくり中ふわふわ
気を取り直して次は炙り焼きです。
最初はウォーターグリルと同じ7分間で炙りやきをスタートしました。
結果は次の画像の通りです。
焼きすぎです。
ちょっと焼き色が強く付きすぎ、中身もサクサクすぎですね。もっちり感のかけらも無いですね。
しかし失敗は成功の母です。
炙り時間を1分短縮し、6分に設定して焼いてみました。
お、なかなか良い感じじゃないですか?
表面が適度に焼けているのが分かりますね。
そして炙りで7分間焼いた時よりも圧倒的にふわふわ感が増しています。点数は60点です。
そしてさらに時間を1分減らして5分で焼いていきます。
これは!
なかなか良い焼き色がついてしまいました。
そして5分で焼くと6分で焼いた時よりも「ふんわり度」がさらに30%程度増しています。
炙り焼きは6分が適正だと思いましたが、5分の方がおいしいですね!68点!
炙り焼きではこれ以上美味しくなることはないと思いますが、さらに焼き時間を1分減らして4分で焼いてみます。
これは!!
焼き色が薄くなってきていますが全然おいしいです。そしてふわふわ感がさらに20%増加。
時間を短縮するとふわふわ感が増すという噂は本当だったのか。70点を差し上げます。
しかし人の欲望は上限がありません。
さらに1分短縮したらさらにふわふわのトーストが出来上がるんじゃないのか・・?
という悪魔のささやきが聞こえましたので、さらに1分を減らして3分で炙り焼きしてみました。
白い。
こんなに白いのは高校の物理の答案用紙以来。
炙り焼き3分では表面の焼き色がほとんどつきませんでした。
かじるとわずかにサックリする程度、中もほんのり温かいかな?程度で、焼き時間が圧倒的に足りませんでした・・・。
そんなわけでヘルシオの炙り焼き機能でトーストを焼く場合は4分~5分で焼くと、外がカリカリで中がフワフワの70点トーストが出来上がることがわかりました。
ウォーターオーブンで焼いたトースト
最後にウォーターオーブンでトーストを焼いていきます。
どこかのサイトでヘルシオでパンを焼く場合は「ウォーターオーブン170℃10分」と書かれていましたので、とりあえずはそれに従い「170℃10分」でパンを焼いていきます。
焼き色がずいぶん控えめに見えますが、表面は意外とサクサクでなかはもっちりしっとりしています。
少なくともウォーターオーブンで焼いたトーストはウォーターグリルで焼いたトーストよりは美味しいと言えます。60点。
次に条件を変更しウォーターオーブン250℃10分で試してみます。
なかなか美味しそうに焼きあがりました。
170℃と比較すると焼き色はよくついています。
170℃でトーストした場合と比較するとモチモチ感はあまり変化しませんでしたが、表面に焼き色がついていてサクサクして美味しいと感じました。68点を差し上げたいです。
ちなみにウォーターオーブン250℃9分でトーストしてみましたが、焼き色がほとんどついていませんでした。
つまりウォーターオーブンの設定を250℃に上げたとしても最低10分以上調理をする必要があるようです。
ですのでウォーターオーブンでトーストを作る場合は250度で10分の設定が最適で68点のトーストであることがわかります。
3種類の焼き方で一番おいしいのは?
ヘルシオの3種類の焼き方でトーストを焼いてみましたが、順番をつけるとすると次のようになります。
ですのでヘルシオに限って言えばウォーターグリルでトーストを焼くことはオススメできません。
焼き方だけで考えるなら炙り焼きかウォーターオーブンでトーストを焼くことが最適であることがわかりました。
ヘルシオで切り込みや霧吹きしたトーストを焼いてみた
このようにヘルシオは通常のオーブントースターよりは美味しくパンをトーストできるわけですが、さらに美味しさを追求しないとバルミューダには勝てないだろう・・。
さらに美味しさを追求するため、トーストに工夫をして焼いていきます。
霧吹きで水を吹きかけてヘルシオで焼けば「ふわカリ」が増す
まず試してみたのはパンの表面を霧吹きで濡らしてからヘルシオで焼く方法です。
ヘルシオにパンを入れる前にパン表面を霧吹きでシュッシュと濡らします。
たっぷり、回数で言えば10回以上霧吹きしても大丈夫です。
濡らしたままの状態でヘルシオにパンを投入します。
すると焼きあがったトーストは「カリふわ」になっているはずなのですが、何故そんなことになるのか理由を説明します。
水分は気体よりもはるかに速く加熱されるため、パンの表面だけが軽く焼けた状態になり、パンの中の水分やバターなどの油脂成分、香りをしっかり閉じ込めたまま、本格的なヒーター制御で焼き上げを開始します。
バルミューダ公式HPより引用
水は空気より早く加熱されるので表面を濡らすと濡らした部分が早く加熱される、つまりパンの表面に焦げ目がつきやすくなり、パン中身の水分が閉じ込められるわけです。
また単純にパン内部に水分が補給され、焼き上がりのパンがフワフワになりやすいという理由もあります。
霧吹きしたパンを炙り焼きでトーストにしてみた
では本当に霧吹き程度で美味しいトーストが焼きあがるものなのか実験していきます。
まず最初は霧吹きしたパンを炙り焼きで4分間トーストすることにします。
なるほどこれは旨い。
画像を見ると焼き色があまりついていませんが、中がふわふわです。
外のカリカリ具合は霧吹きしていないトーストと同じように感じますが、中のふわふわ度がアップしています。
75点をあげちゃいます。
霧吹きしたパンをウォーターオーブンでトーストしてみた
次は霧吹きしたパンをウォーターオーブンで焼いていきます。
設定温度・時間は250℃10分です。
あれあまり焼けてない・・?ウォーターオーブンってひょっとして表面を霧吹きするの良くないのかな・・?
一応外はサクサクで中はふんわりしてますが、ウォーターオーブンの場合は霧吹きをしたからと言って劇的に美味しさが増している感じはしませんね。
60点ですね。
パンに霧吹きをするなら炙り焼がオススメ
というわけで霧吹きしたパンをトーストした場合炙り焼の場合は美味しさが増しましたが、ウォーターオーブンの場合は残念ながら美味しくはなりませんでした。
ですのであぶり焼機能を利用する場合のみ、パンに霧吹きをかけることをオススメしたいです。
パンに切り込みを入れて焼いてみる
霧吹きしたパンこのように美味しさがアップすることがおわかりいただけたかと思いますが、もう1つ美味しいトーストを焼く方法があります。
それはトーストを焼く前にパンに切れ込みを入れる方法です。切り込みの入れ方は次の2種類です。
- 食パンの四辺に切り込みを入れる
- 格子状に切り込みを入れる
それぞれ見ていきたいと思います。
食パンの四辺に切り込みを入れる
まずは次の画像のように食パンの耳の内側に切れ込みを入れます。
切れ込みは裏側まで完全に入れてしまいますが、分離しないように食パンの四隅には切れ込みをいれないようにしましょう。
まずは炙り焼きで4分間切り目を入れたパンを焼いていきます。
出来上がったトーストはこんな感じです。
焼く前は切れ込みがわかりにくいのですが、焼き終えると切り込みがくっきり浮かぶのが面白いです。切り目が焼かれている証拠ですね。
切り込みを入れない食パンと入れた食パンは、焼きあがりにどのような違いがあったのでしょうか?
答えは「サクサク感が増した」です。
切り込み部分も焼かれたのが理由ですが個人的にはあまり美味しさが向上したとは思いませんでした。70点ですね。
次にウォーターオーブン250℃で10分間、焼いていきます。
相変わらず美味しそうな焼き色を出してくれるウォーターオーブンですが、切り込み入れるとやはりカリカリ度が増していますね。
パンの耳に沿って切り目を入れているので、耳もカリカリになっています。
同じく70点を差し上げます。
食パンに格子状に切り込みを入れる
次は食パンに格子状に切り込みを入れていきます。
入れる切込みは合計5か所程度、切り込みの深さはパンの厚みの半分程度です。
この状態でパンをヘルシオに投入し焼いていきます。
まずは炙りで4分間焼いていきましょう。
出来上がりました。
焼き目があんまりついてないですが、表面はきちんとカリカリになっています。
注目していただきたいのが切り目です。切り目を入れた部分が炙られるため、炙る前と比べると切り口がくっきりと浮かんでいます。
見た目とても美味しく見えますね。
実食すると、切り目を入れていない時に比べると切り口がサクサクしていて美味しいです。
パンの四辺に切り込みを入れた時よりも食べた時の食感があり、美味しく感じました。75点です。
次に同じく格子状に切り目を入れたパンをウォーターオーブン250℃で10分間、トーストしていきます。
これは美味しそうに見えて仕方ない。
見た目だけだと90点くらい点数つけても良いでしょう。
実際食べてみるとサックリ感が美味しく75点をつけたいです。
ただカリカリ具合が増している一方で、焼く時間は変わっていないのでふわふわ感は増していません。
パンを切るとトーストが美味しくなる理由の1つは、熱が切り目から伝わるためトーストが早く焼きあがり「カリふわ」に仕上がるからですね。
しかし切り目を入れた食パンをヘルシオで時間短めにしても、トースト表面はカリカリになりませんでした。
ですので切り目を入れたパンをヘルシオで焼く場合でも炙り焼きの場合は4~5分、ウォーターオーブンの場合は250℃で10分焼いたほうが良いです。
食パンに格子状に切り目を入れる方法は、食感が良くなり美味しさが増すのでオススメできる方法です。
切り目をつけたパンに味をしみ込ませると超おいしい
切り目をいれたパンがおいしい理由は食感が良くなるからだけではありません。
パンに切り目を入れるとバターやマーガリンがトーストの内部まで染みわたる、というのも理由の一つです。
切り目を入れる場合はトースト前にバターを全体的に塗ることをオススメします。
切り込みを入れたパンに霧吹きをすると究極的に美味しいパンは出来上がるのか?
では切り込みを入れたパンに霧吹きをしてトーストしたらどうなってしまうのか?
霧吹きの美味しさと切り込みの美味しさは相乗効果をもたらすのでしょうか?
ウォーターオーブン・あぶり焼きそれぞれの方法で試してみます。
もはやパンを食べすぎて味がわからなくなってしまった感がありますが、正直切り込みを入れて霧吹きをしても「すごくおいしい」ということにはなりませんでした。
【結論】ヘルシオで最もおいしいトーストを焼く方法
以上のことからヘルシオで美味しいトーストを焼く方法は次の2つであると言えます。
- あぶり焼をする場合は格子状に切り目を入れて4~5分の設定、または霧吹きをして同じく4~5分の設定にする。
- ウォーターオーブンの場合は格子状に切り目を入れて250度で10分間焼く
そして切り目を入れる場合はバターを先に載せてから焼くと味が染みついて美味しくなります。
ヘルシオのトーストはバルミューダに勝てるのか?
ヘルシオでやれるだけのことはやった。
焼いたパンの枚数は37枚だ。
これだけ下積みすればラスボスのバルミューダトーストを倒せるレベルには達せたはず。
ではいざバルミューダでトーストしてみましょう。
バルミューダで焼いたトーストの点数は?
では我が家に鎮座するバルミューダでパンをトーストしていきます。
バルミューダに水を5ml加えて焼くこと3.5分。
出来上がったのはこちら。
バルミューダって最後の30秒で一気に焦げ目がつくんですね。
なんというかその滅茶滅茶旨いです。
バルミューダはトースト用に3段階の温度設定がありますが、3分半という短時間の間にバルミューダはトーストに最も適した段階で温度設定を使い分ける、いわばトーストの専門調理器具。
ヘルシオがバルミューダに適うはずがなかったんや。せやろ?
バルミューダで焼かれたトーストは100点です。
ヘルシオでバルミューダで焼いたトーストに勝てたのか?
ヘルシオで焼いたトーストはバルミューダで焼いたトーストに勝てたのか?
もちろん勝てませんでした・・・。壁が高すぎた・・・。
やる前から分かってはいたんですけどねw
とは言えヘルシオで作ったトーストは、普通のトースターと比較しても美味しく焼き上げることが可能です。
ただ難点を言えば美味しいトーストを焼くには時間がかかることです。
あぶり焼き機能のあるヘルシオでも4分はトーストする必要がありますし、ウォーターオーブなら250℃で10分間焼かなくてはいけません。
朝の忙しい時間帯に10分かかるのはわりと痛いと思いますが、そのあたりは起床してすぐにトーストするなどうまく調整しちゃってください笑
最後に美味しいトーストをヘルシオで作るための方法をまとめます。
- あぶり焼をする場合は格子状に切り目を入れて4~5分の設定、または霧吹きをして同じく4~5分の設定にする。
- ウォーターオーブンの場合は格子状に切り目を入れて250度で10分間焼く
当ブログではヘルシオに関して様々な記事を書いています。
美味しいレシピを厳選した記事⇒ヘルシオで作ると感動できるおすすめレシピ11選や、ヘルシオの掃除を楽にするための記事⇒ヘルシオの面倒な掃除を簡単に済ませる方法など読んでいただければ幸いです。
最後にこの記事ではAX-XW500を基準として「おいしいトーストの作り方」を考察しました。
機種によっては焼き加減に違いが出ること、また焼くパンの枚数や厚さによって焼く時間を加減する必要があることをご了承ください。
検証ありがとうございました。
トーストを焼くだけのために、トースターを置いてるので邪魔だなぁと思って撤去したかったのですが、ヘルシオでトーストを焼くのは諦めます…😅
素晴らしい記事ありがとうございます。
スピード蒸ししたあとに炙り焼きに勝機がありそうな気がしました。時間ではかなわないですけどあんなチンケな水タンクのバルミューダに負けたくないです…うちでもトライしてみます。