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乳製品

ヤクルトのミルミルは何の効果があるのか?|腸内環境改善だけじゃなかった

投稿日:2019年10月11日 更新日:

ミルミル

2016年に再販が決定し好調な売り上げを続けているミルミル。

しかしミルミルの効果はあまりよく知らない方が多いのではないでしょうか?

ミルミルは「お腹によい」以外の効果についてまとめ、ミルミルを飲めば具体的に何が期待できるのかをお伝えします。

ヤクルトのミルミルはビフィズス菌BY株によるもの

ミルミル以外のヤクルト飲料品は全て「シロタ株」と言う乳酸菌が入っており、その乳酸菌「シロタ株」が腸内環境を改善、体に「良い」効果を発揮します。

ヤクルトの乳酸菌を飲むと体に何の効果があるのか?|お腹に良いだけじゃなかった

しかしヤクルトのミルミルに入っているのはビフィズス菌「BY株」です。このビフィズス菌「BY株」が主に腸内環境を改善することにより我々を健康に導くことになります。

実は大腸内におけるビフィズス菌と乳酸菌の割合は999:1と、ほとんどビフィズス菌が占めています。

そしてビフィズス菌は酸素が存在する条件下では生育できないため、生きたまま大腸へ届かせるためにはミルミルのようにパッケージ等に工夫を凝らす必要があります。

ミルミルの包装容器は光や酸素が届かないよう5重構造になっており、実際パッケージを手で破ろうとするとなかなか困難ですw

ミルミルの特徴

またビフィズス菌は乳酸菌と異なり、代謝により酢酸を生産します。

酢酸は大腸菌などに対し抗菌作用や抗炎症作用を示し人を健康する力を持っているのです。

明治森永のHPから拝借してきたグラフによると、大腸菌は酢酸存在下ではまったく増殖できていません。

ビフィズス菌の大腸菌抑制効果

ヤクルトはミルミルの効果を謳えない

ビフィズス菌と言えば腸内細菌なので、「おなかの調子が良くなるんでしょ?」と思うかもしれませんね。

それは正解なのですが、ヤクルトはミルミルが「お腹の調子を整える」として販売することはできないんです。

その理由を解説します。

人が口から摂取するものは薬機法という法律で「医薬品」と「食品」に分類され、健康食品であるヤクルトのミルミルは当然「食品」に分類されます。

「医薬品」と「食品」でその効果効能を表記して販売できるのは医薬品のみです。

食品であっても特定保健用食品や栄養機能食品としての許可を得れば、ある程度の表現は可能ですが、ヤクルトはミルミルに関してそうした許可を得ていません。

ですのでヤクルトミルミルのHPを見ても「ビフィズス菌BY株を1本に120憶個含んだ、のむヨーグルト」としか書いてないんですね。

しかし実際ビフィズス菌は体に良いことは様々な研究が進んでおり、ミルミルには体によい様々な効果があるのです。

ヤクルトのミルミルに入っているビフィズス菌には何の効果があるのか

「ビフィズス菌」と言っても実は全てのビフィズス菌が同じ効果を発揮するわけではありません

「人間」にもそれぞれ個性があり、人によって能力が異なるのと同じですね。

ヤクルトのミルミルに含まれているのは「ビフィズス菌BY株」です。この「ビフィズス菌BY株」の臨床研究のレポートを探してみたのですが該当するものはありませんでした

つまりミルミルのビフィズス菌BY株に関して「〇〇に効果がある」と研究した形跡が見当たらなかったのです。

例えば先ほど紹介したヤクルト(乳酸飲料)に含まれている乳酸菌「シロタ株」であれば、それに関する研究レポートがいくつも見つかるのです。

しかし「ビフィズス菌BY株」に関しては無い・・。

もともとミルミルには「ビフィズス菌ヤクルト株」が使われていたようなのですが、2016年3月のリニューアル時に菌株を変更してしまったようで、「ビフィズス菌ヤクルト株」に関する研究報告書しか見つからず「ビフィズス菌BY株」に関しては全く資料が見つかりませんでした。

ので「ミルミルのビフィズス菌BY株には根拠のある効果は無い」ということになります。

「ミルミルの効果について記事にした」と言っていたのにこれではあまりにもひどい。

ので、もともとミルミルに使用されていた「ビフィズス菌ヤクルト株」で研究されていた効果をまとめてみました。

ヤクルトのミルミルの効果:腸内フローラを改善

一般的にビフィズス菌を摂取することで腸内フローラが改善され、人間に有益な効果を生み出します。

腸内には何百種類もの菌が存在しそれぞれが固まったコロニーを形成しており、それらの微生物群衆は「腸内フローラ」と呼ばれています。

ビオフェルミン製薬の公式に腸内フローラに関する分かりやすい動画がありましたので紹介しておきます。

ヤクルトのミルミルの効果:便秘改善効果

ヤクルトは便秘傾向の健常高齢者を対象とし、ビフィズス菌発酵乳の飲用効果を検証する実験を行っています。

便秘である60歳以上の58名の男女に4週間、ビフィズス菌100憶個を含んだ飲料を1日1本飲んでもらい、飲用後の経過を観察するという実験をヤクルトは行いました。

排便回数と排便日数を計測した結果が次の表です。

ビフィズス菌による排便改善

排便回数が1週間で5.0回であったものが、飲用4週目では6.3回に改善

同様に排便日数は4.3日/1週から、飲用4週目では5.4日/週に改善しています。

次にヤクルトは便の固さや形状についても調査を行いました。その結果は次のとおりです。

ビフィズス菌による排便改善2

ビフィズス菌飲用後、便が固かった患者に絞ると症状が改善(図左の真ん中の棒グラフ)。

また3日以上連続して排便がなかった患者の割合は、ビフィズス菌摂取前の50%超から33%に改善しています。

このようにビフィズス菌は便秘症状にある健常成人の便症状を改善することがわかります。

ヤクルトのミルミルの効果:肌の状態を改善する

ヤクルトの研究によれば、ビフィズス菌は肌へも好影響を与えます。

腸内細菌が作りだすフェノール類は、腸内細菌がアミノ酸を代謝することによって作られ血中へ移行、皮膚(表皮)へ移行して悪影響を及ぼすことが知られています。

ヤクルトのミルミル(ビフィズス菌)は血中フェノール濃度を低下させ、角層表面の水分含量を保持、角層細胞の改善効果があります。

20代から70代の健常女性39名を2群に分け、一方にビフィズス菌100憶個/1本、他方にビフィズス菌を含まない疑似飲料を与え、それぞれ4週間服用してもらう実験をヤクルトは行いました。

試験飲料飲用前後の血中フェノール濃度を測定したのが下のグラフです。

ビフィズス菌飲用後の血中フェノール濃度

ビフィズス菌を飲用したグループは、血中フェノール濃度が低下しているのがわかりますね。血中フェノール濃度が低下した結果何が起こったのでしょうか・・?

ヤクルトの研究では角層表面の水分含量の測定が執り行われました。

角層表面の水分含量

この実験は冬場で角層表面の水分量が低下する時期に行われ、4週間の間に肌の水分は低下していきます。

しかしミルミルを飲用したグループはを飲用していないグループと比較すると水分含量の低下が少ないことがわかります。

最後はビフィズス菌(ミルミル)飲用グループの角層細胞の画像です。

ミルミルの角層細胞の改善効果

ビフィズス菌発酵乳(ミルミル)を継続飲用したことにより、形の整った状態へと改善していることがわかりますね。

ミルミルにあると推測されるその他の効果

ヤクルトのHPから確認できたビフィズス菌(ミルミル)の効果は以上の通りで、腸内環境改善に伴い便秘改善と肌質改善が期待できることがわかります。

しかしミルミルに含有されるビフィズス菌の効果はこれだけではありません。

ヤクルトのHP無いには見つかりませんでしたが、ビフィズス菌一般に知られる効果としては次のようなものがあります。

  • 免疫力を高めて感染防御
  • 発がん抑制
  • アレルギー症状改善
  • 脂質代謝改善

ミルミルに含まれるビフィズス菌は自然免疫に関与するNK細胞を活性化することで免疫力を高めて風邪や発がんの予防効果を示します

またアレルギー反応を誘発する抗体IgEの過剰発生を抑制し、肥満細胞からかゆみ等を誘発するサイトカイン生産を抑制、アレルギー症状が改善します。

そしてビフィズス菌の摂取により体重の有意な減少、中性脂肪の有意な低下がみられることから、ミルミルに含まれるビフィズス菌は脂質代謝改善作用があると推測されています

ミルミルはビフィズス菌であるので、上記効果が期待されます。

しかし繰り返しになりますが、おなじビフィズス菌であっても株の種類によってその効果は異なりますので、ミルミルの「ビフィズス菌BY株」が必ずしも他のビフィズス菌と同じ効果を示すとは限りません。

ミルミルとミルミルSの違い|ミルミルはどこで購入できるのか?

ミルミルには「ミルミル」と「ミルミルS」がありますが何が違うのでしょうか?

表にしてまとめてみました。

商品名 内容量 メーカー
希望小売価格(税別)
購入方法 エネルギー 成分
ミルミル 100ml 100円 宅配,コンビニ,スーパーなど 88kcal カルシウム:106mg
ビタミンA:33μg
ミルミルS 100ml 100円 宅配のみ 49kcal カルシウム:100mg
鉄:4mg
ビタミンB6:1.9mg
ビタミンB12:3.4μg
ビタミンE:8mg
葉酸:240μg
ガラクトオリゴ糖:1.0g
コラーゲン:100mg

価格は同じですが、ミルミルSの方がビタミン等が豊富に含まれており、カロリーも低めです。

またオリゴ糖はプレバイオティクスと言って、ビフィズス菌の餌となりビフィズス菌の活性を高める効果があるため、オリゴ糖が添加されているミルミルSの方がビフィズス菌の効果が高くなることが期待できます

となるとみんなミルミルSを買うんじゃないかと思うのですが、そこには一つ罠があって・・ミルミルSは宅配専用商品なんですね。

商売上手ですねw

ミルミルSを購入するにはヤクルトレディに配達してもらうしかありません。

なおミルミルは店頭で見かけることが少ないように感じますが、コンビニやスーパーで販売しています。

ミルミルを効果的に飲むための疑問

最後にミルミルに関する疑問をまとめて記事を〆たいと思います。

これらは全てヤクルトのHPに掲載されていますので、気になる方はそちらを御覧ください。

ミルミルはいつ飲めばいいの?

ミルミルはいつ摂取すれば良いのか・・?朝?昼食と一緒に?

それに対するヤクルトの回答は次の通りです。

食品ですので、基本的にいつお飲みになられても結構です。毎日継続してご飲用していただきたい商品なので、1日の生活の中で、続けやすい時間帯にお召しあがりください。

ミルミルは赤ちゃんに飲ませることができるのか?

母乳により腸内環境が整えられる赤ちゃんですが、ビフィズス菌(ミルミル)は赤ちゃんにも飲ませても良いのか・・?

それに対するヤクルトの回答は次の通りです。

お子さま、幼児もお飲みいただけます。赤ちゃんは、ミルク以外のもの(離乳食等)を口にする頃からお与えいただけます。

ぬるま湯(人肌程度)で2倍くらいに薄め、赤ちゃんの便や健康状態をみながら、ごく少量から与えはじめてください。その際、哺乳びんの使用は避け、スプーンなどを用いてください。

これは、赤ちゃんの食機能の発達を促すことや、口腔衛生上のことを考慮してのことです。また、母乳やミルクの代わりにはなりませんので、それらの摂取量に影響を及ぼさないように量を調節してお与えください。

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執筆者:たぬ

              

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