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ヤクルトの乳酸菌を飲むと体に何の効果があるのか?|お腹に良いだけじゃなかった

投稿日:2019年10月10日 更新日:

ヤクルトの効果

TVでヤクルトのCMをご覧になる方は多数いらっしゃるでしょう。

ヤクルトは乳酸菌飲料だから腸に良い。ヤクルトの効果をそう漠然とイメージされている方がほとんどだと思います。

しかしヤクルトの乳酸菌にはお腹の調子を整えるだけでなく様々な効果があるのですが、薬機法の都合上それを表記することはできません。

そこでヤクルトを服用するとどのような効果が得られるのかをわかりやすくまとめてみました。

ヤクルトの乳酸菌がその効果を表示できないわけ

ヤクルトが健康食品であることは皆さんご存じかと思います。

人が口から摂取するものは薬機法という法律で「医薬品」と「食品」に分類され、健康食品であるヤクルトは当然「食品」に分類されます。

「医薬品」と「食品」でその効果効能を表記して販売できるのは医薬品のみです。食品が効果効能を標ぼうして販売すると医薬品として扱われ、無許可の医薬品を販売していることとなり薬事法違反となります。

ですのでヤクルトは直接的に「〇〇という病気に効きます」という表現でヤクルト商品を販売することはできず、例えば「生きて腸まで届く」という薬機法上の違反に問われない範囲での表現をしています。

しかしヤクルトのHPにはヤクルトを飲むことでどのような効果が得られるのかが、臨床試験の結果とともに掲載されています。

われわれ消費者がHP上で効果効能を細かく確認するのはとても面倒ですよね。

そこで今回、ヤクルトを飲むことで得られるメリットをまとめて記事にしています

ヤクルトが効果を発揮するのは主に乳酸菌「シロタ株」

ヤクルトの多くの商品には「シロタ株」という名前が掲載されています。

「シロタ株」って何なんでしょうかね?

シロタ株とは正式名称を「乳酸桿菌ラクトバチルス・カゼイ・シロタ株」と言い、乳酸菌の一種である、ラクトバチルス属カゼイの株の1つです。

天空の城ラピュタのムスカ大佐の本名が「ロムスカ・パロ・ウル・ラピュタ」であるのと類似性を感じるのは私だけでしょうか?

何にせよ「シロタ株」とは乳酸菌の一種で、シロタ株を摂取することで体に様々な良い効果が生まれることをヤクルトは日々研究しているのです。

実はシロタ株には他の乳酸菌には無い特徴があります。それは生きたまま腸に到達するということです。

人間が食事をすると腸に達するまでの間に胃液や胆汁などにより分解されてしまいます。

しかしヤクルトの乳酸菌「シロタ株」は人口胃液を利用した実験では、一般的な乳酸と比較すると遥かに高い確率で生存していることが確認できます。

シロタ株生存

またシロタ株を摂取した人の便からは生きたシロタ株が検出されることからも、乳酸菌「シロタ株」が生きて腸に到達していることがわかります。

ヤクルトの乳酸菌「シロタ株」は生きたまま腸に届き、そのことが他の乳酸菌には無い効果を生み出すことになるのです。

ヤクルトの乳酸菌の効果は主に腸内フローラの改善による

乳酸菌という言葉を聞いて、次に思い浮かぶ言葉は「お腹に良い」ということだと思います。

腸内には何百種類もの菌が存在しそれぞれが固まったコロニーを形成しており、それらの微生物群衆は「腸内フローラ」と呼ばれています。

ビオフェルミン製薬の公式に腸内フローラに関する分かりやすい動画がありましたので紹介しておきます。

腸内には大腸菌やウェルシュ菌など腸内腐敗を起こす有害な菌も存在します。有害な菌は人間にとって有用な乳酸菌などと競合状態にありますが、有用な乳酸菌を摂取し腸内に取り入れることで腸内常在菌の構成が変化、つまり有害な菌がが減るため整腸作用を発揮します。

ヤクルトの研究によるとシロタ株を飲むことによって便1gに含まれるビフィズス菌の生菌は40憶から110憶へ増加、一方で大腸菌群は3,000万から600万にまで減少することが報告されています

こうした乳酸菌「シロタ株」による腸内フローラの改善効果により、便秘・下痢症状が改善した割合は次の通りです。

  • 便秘の場合 53.5%
  • 下痢の場合 74.5%

このように宿主に有益に働く生きた細菌によって構成される添加物を「プロバイオティクス」と呼びます。プロバイオティクスは整腸効果のみならず様々な効果があることが実証されており、医療の現場でもその活躍が期待されています。

ヤクルトの乳酸菌「シロタ株」が発揮する効果5種類

乳酸菌「シロタ株」の整腸効果について話をしてきましたが、ヤクルトの効果はそれだけではありません。

次のような効果がヤクルトの研究により発表されています。

  • 大腸がんなどのがん予防効果
  • 免疫調節作用による風邪の予防
  • 抗体の過剰生産を抑制し、花粉症症状を緩和
  • 高血圧改善効果
  • ストレスを緩和し睡眠の質を向上させる効果

それぞれ解説をしていきます。

ヤクルトの乳酸菌「シロタ株」は大腸がん等のがん予防効果がある

ヤクルトの研究によると、乳酸菌「シロタ株」には大腸がん・膀胱がん・乳がんの予防効果があります。

例えばシロタ株を摂取し続けたグループは、シロタ株を摂取していないグループに比べて中等度以上の大腸腺腫の発生リスクが2年で20%、4年で35%低減されていることがわかったのです

大腸腺腫は大腸がんの前段階であるため、大腸腺腫を抑制することは大腸がんの抑制につながります。

シロタ株による大腸腺腫抑制効果

膀胱がんや乳がんの検証データなどの詳細については別途記事にしていますので参照いただければ幸いです。

【検証】ヤクルト400とヤクルト400LTは癌の予防効果があるのか?

ヤクルトの乳酸菌「シロタ株」は免疫調節作用による風邪の予防効果がある

ヤクルトの摂取はNK細胞の活性を高める、すなわち免疫を高めることになり、そのことはがんの予防のみならず風邪の予防にもつながります

ウイルス感染に関する研究では高齢者(63~99歳)のNK細胞の活性が低いほど風邪を含む感染症の発生率が高くなっていることが確認されており、逆に言えばNK細胞の活性を高めれば風邪や感染症の予防ができることになります。

ヤクルトはシロタ株が1本あたり400憶個入った飲料を、NK活性が低い人に3週間飲用してもらいNK活性の変化を調べる研究を行いました。

その結果が次のグラフです。

NK活性の変化

6週目には15%程度NK細胞が活性しており、NK細胞の活性は風邪と因果関係がはっきりしているため、ヤクルトの摂取は風邪の予防に効果があると言えます。

詳細については別途記事にしていますので参照お願いします。

【免疫力上昇】ヤクルト400はインフルエンザに効果があるのか?

ヤクルトの乳酸菌「シロタ株」は花粉症の発症を遅延させる効果がある

ヤクルトの研究によれば、シロタ株には花粉症を抑制する効果もあります

ヤクルトのシロタ株は花粉症の原因となるIgE生産量を抑制することがマウスの実験で明らかになっており、その抑制効果は他の乳酸菌と比較して強力です。

花粉症の人が8週間シロタ株を飲用する実験では、スギ花粉症中等症状以上の被験者において、シロタ株を飲用したグループはシロタ株を飲用していないグループと比較して1週間以上の花粉症発症遅延が認められたのです。

シロタ株の花粉症効果

ヤクルトと花粉症については別途記事にしていますので参照お願いします。

【検証】ヤクルト400は花粉症やアレルギー性鼻炎に効果があるのか?

ヤクルトの乳酸菌「シロタ株」は高血圧抑制効果がある

ヤクルトの研究によれば、ヤクルトのシロタ株は高血圧症状にも効果があります。

ヤクルトは高血圧症が発症していない高齢者(65~93歳)352名を対象に、過去5年間におけるシロタ株を含む乳製品の摂取頻度と高血圧発症率の関係を調べています。

その結果が次のグラフです。

シロタ株の高血圧抑制効果

週3回以上ヤクルトのシロタ株を摂取していた高齢者は、そうでない高齢者と比較すると、高血圧の発症リスクが半分以下となっています。

ヤクルトを定期的に摂取していると高血圧予防効果があることもわかります。

ヤクルトの乳酸菌「シロタ株」はストレス軽減効果がある

2019年10月1日に「ヤクルト1000」という商品が発売されました。

「ヤクルト1000」は1本あたりシロタ株を1000憶個含む商品であり、既存のシロタ株製品の効能に加えて「ストレスをやわらげる」「睡眠の質を高める」という効果があります。

人間の体内にはコルチゾールという物質が含まれており、この物質は強いストレスを受けると放出され唾液中のコルチゾール濃度が高くなります。

進級に重要な学術試験を受験する医学部生の男女を2つのグループにわけ、シロタ株を含む飲料と含まない飲料をそれぞれ試験8週間前から飲用してもらい、唾液中のコルチゾールを測定したのが次のグラフです。

シロタ株とコルチゾール濃度

シロタ株を摂取したグループは、試験直前のストレスが軽減しているのがわかります。

また同時にヤクルトは同様の条件で学生の熟眠時間と熟眠度を測定しています。その結果が次のグラフです。

シロタ株の眠りに与える影響

この検査結果ではシロタ株を含むヤクルトを摂取した学生の眠りが良好であったことがわかりますね。

このようにシロタ株を多く含むヤクルト商品は、ストレス軽減と熟眠効果があることもわかります。

近年は脳と腸内環境が自律神経を介して密接につながっていること、それに腸内細菌がかかわっていることが明らかになってきており、テストのようなストレス下において乳酸菌が症状改善に役立つことがわかります。

ヤクルトの乳酸菌の効果は本当にあるのか?

記事で見てきたように、ヤクルトのシロタ株には様々な「体に良い」効果があります。

しかし本当にそれだけの効果があるのか疑問に思われる方もいらっしゃると思います。

それに対する答えは「本当のところはヤクルトにしかわからない」ということです。

ヤクルトは医薬品と異なり食品です。

医薬品の場合は10年を超える開発・臨床試験、厚生労働省の承認を経て新薬として発売されます。

それに比べると健康食品の臨床検査は参加する人数の母数も回数も少なく、記事で述べてきた効能はヤクルトが独自に調査した結果をまとめているにすぎません。

ヤクルトの製品の一部は特定保健用食品、いわゆる「トクホ」として厚生労働省の承認を得ていますが、認可されているのは「良い菌を増やし悪い菌を減らして、腸内の環境を改善し、おなかの調子を整える」といったことだけです。つまりは整腸効果だけですね。

ヤクルトの研究結果を信じて飲むか、信じずに飲まないか。飲んで効果が無いのでやめるのか、飲んで効果があると感じて続けるのか。全ては消費者側の判断に委ねられています。

しかしながらヤクルトは市販されている乳酸菌飲料のみならず、大腸がんや前立腺がんなどの医薬品も開発・販売している会社です。そうした医薬品開発のノウハウを蓄積した会社ですので、ヤクルトの乳酸菌シロタ株に対する研究も恐らくはエビデンスをしっかりと確立し、発表しているものと個人的には考えています。

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執筆者:たぬ

              

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