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GMOクリック証券のCFD取引について解説|公式よりわかりやすく

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GMOクリック証券のCFD取引

GMOクリック証券のCFD取引(店頭CFD)について解説

投稿日:2019年2月17日 更新日:

ビルを背景にしたチャート

私はCFDでレバレッジをかけた投資をしているのですが、「CFD」と言っても店頭CFDと取引所CFDの2種類があります。

今回はGMOクリック証券がサービスを行っている、店頭CFDについて解説をしていきたいと思います。

店頭CFD(GMOクリック証券)の仕組みと特徴

店頭CFDの最大の特徴はレバレッジ

店頭CFDにせよ取引所CFD(くりっく株365)にせよ、最大の特徴はレバレッジです。

要は少ない資金で、多額の資金を運用することができるため運用が上手くいった場合の資産増加幅は半端ないです。

1年間放置で数倍に資金を増やすことも可能です。

他方で下手をすれば手持ち資金が短期間で0になることもあります。

CFDとはContract For Diffrenceの頭文字をとったもので、差額に係る契約、意訳して差金決済のことです。

企業のほとんどは借り入れを起こして会社を運用しており、借り入れ金利を上回る利回りを叩き出せばその金利差が利益として享受できます。

投資も同じであり例えば米国のダウやS&P500は、過去の実績を見れば配当込みで年間平均8%程度の利回りがあります。

しかしながら(後述しますが)、現在CFDで米国のインデックス投資を行えば金利が2020年現在1.75%程度かかってしまいます。

過去30年程度の平均利回りから、現物で投資を行うと配当抜きで年間8%程度の利回りが見込めますが、CFDの金利を考慮したとしても、例えば2倍でレバレッジをかければ理論上は(8-1.75)×2=12.5%もの利回りを得ることができるのです。

もちろん株価指数が1/2になれば手元資金は0円になってしまうため、誰に対しても2倍でレバレッジをかけることを強く推奨するわけではありません。

しかしレバレッジをかけること自体は悪ではなく、レバレッジのかけ方や資金の管理方法をきちんと行えば現物を超える利回りを得ることができるはずです。

店頭CFD(GMOクリック証券)の仕組み

店頭CFDとは名前の通り、お店が独自にCFDを行うものです。

この時、お店とは証券会社のことを指します。

私の場合はGMOクリック証券でCFD取引を行っているので、店頭CFD=GMOクリック証券CFDということになります。

実際問題店頭CFDの取引のほとんどはGMOクリック証券が占めているので、多くの方はGMOクリック証券とCFD取引を行っているのだと思われます。

店頭CFDは証券会社が独自にCFD取引の設定を行いますので、その売買価格は証券会社が提示したものになり、取り扱い銘柄や売買価格も証券会社が決定します。

投資家に対して独自の売買価格を提示した証券会社は、取引が成立するとその取引を元に国内外の取引所や提携金融機関に同様の発注を行い、リスクの軽減を図ります。

店頭CFDはあくまで投資家と証券会社との間での取引ですので、投資家から受けた注文を取引所や金融機関に発注せず証券会社内で処理してしまうことも理論上は可能です。

しかしそうなると証券会社は多大なリスクを背負うこととなるため、通常は同様の発注を行ってリスクを回避しています。

店頭CFD(GMOクリック証券)のレバレッジと証拠金

冒頭で「CFD取引はレバレッジが最大の特徴」と書きました。

では、店頭CFDはどのくらいレバレッジがかけられるのでしょうか?

そして最低限どのくらいの金額で投資をスタートさせることができるのか、つまり最小限必要となる証拠金はいくらなのでしょうか?

店頭CFD(GMOクリック証券)のレバレッジは銘柄によって異なる

GMOクリック証券の場合、購入するCFD商品の種類によってその最小単位の取引価額とレバレッジが決められています

前者は日々変動していきますがレバレッジは固定です。

購入したCFD商品の価格が下がれば損失が膨らみ証拠金は減り、価格があがればその逆で証拠金も増えていきます。

CFDの種類とレバレッジの最大値は次の表のとおりです。

口座 株価指数CFD 商品CFD バラエティCFD 株式CFD
参照原資産 株価指数先物、
ETF(株価指数連動型)
商品現物、
商品先物
ハイレバレッジ型ETF、ETN
REIT型ETF
その他指数先物
株式現物
レバレッジ 10倍 20倍 5倍 5倍

基本的に、価格変動の度合い(ボラティリティ)が高いものほどレバレッジは低めに設定されています。

GMOクリック証券のCFDのレバレッジについては、別途記事を書き上げました。

レバレッジを賢くかける方法についても解説をしましたので参照お願いします。

店頭CFD(GMOクリック証券)のレバレッジとその変更方法|レバレッジを活用した投資について

 

店頭CFD(GMOクリック証券)の金利と配当

実際にGMOクリック証券でCFD取引を行うと、売買した銘柄によって価格調整額・金利調整額・権利調整額と呼ばれる3種類の調整額の支払い・受け取りをすることとなります。

用語が面倒くさそうだと思われるかもしれませんが、3つとも結局のところ配当金と金利の支払いです。

CFDで長期投資を行おうとすると手数料(スプレッド差)よりも金利による負担の方が遥かに大きくなり、手数料(スプレッド差)なんてどうでもよくなるくらい小さなものになるので、金利と配当金はめちゃめちゃ重要です。

別途記事にしていますのでご参照お願いします。

CFDの配当と金利について解説|長期なら金利は超重要|GMOよりわかりやすく解説

店頭CFD(GMOクリック証券)の手数料とスプレッド差

株式投資をされている方なら、株式売買の際に手数料をとられることをご存知でしょう。

手数料収益は証券会社の主な収益です。

これがないと証券会社は経営が成り立ちません。

店頭CFDにおいても取引に手数料がかかりますが、GMOクリック証券の場合は売買手数料というものがありません

その代わりに、スプレッド差がそのまま手数料となります。

GMOCFDスプレッド差

上記の米国S500という銘柄で説明すると、BID(売)とASK(買)の差が0.3ドルあります。

その売りと買いとの差をスプレッド差と言い、投資家にとっての実質的な手数料となります。

手数料とスプレッド差については次の記事で詳しく解説しています。

店頭CFD(GMOクリック証券)の手数料とスプレッド差|ほぼ気にしなくて良し

店頭CFD(GMOクリック証券)の為替の影響

GMOクリック証券のCFD取引の場合、ほとんどの銘柄がドル建てでの売買になります。

ドル建てで売買をするため、その価格は為替の影響を受けると考える人がほとんどではないでしょうか?

しかしながらGMOクリック証券のCFD取引の場合損益にのみ為替の影響が反映され、取引価格は為替の影響を受けません。

何故このような仕組みになっているのかを解説します。

店頭CFD(GMOクリック証券)における為替リスク

店頭CFDの場合利益や損失・配当にのみ為替が影響しますが、この仕組みは少しわかりにくいので解説をします。

例えば米国S500という、S&P500の先物価格を原資産とする銘柄に投資を行うとします。

現在の価格が2,695ドルだったとすると、レバレッジは10倍ですので必要証拠金は269.5ドルとなります。

この時必要となる証拠金は円換算すれば269.5ドル×為替レートで計算されます。

例えば1ドル110円で円換算すると269.5ドル×110円/ドル=29,645円となります。

ところが仮に1ドル=100円(円高)になると必要証拠金は269.5ドル×100円/ドル=26,950円、1ドル=120円(円安)になると必要証拠金は269.5ドル×110円/ドル=32,340円となり、為替は必要となる証拠金に影響を与えることとなります。

しかしCFDを購入をしてしまえば購入はドルで行っているため、購入途中で円高になろうと円安になるとう損益には影響を与えません。

例えば2,695ドルで先ほどの米国S500を購入をしてしまえば、その後円高になろうが円安になろうが価格が変わらない以上(2,695ドルである以上)損益に影響はありません。

価格変動が起こり、利益(損失)確定した後の損益にのみ為替の影響が出ることになります。

例えば購入した2,695ドルが2,700ドルに値上がると、5ドルの利益を得ます。

この時利益を確定させると5ドルの利益になるわけですが、その時のレートが1ドル100円の場合は100円/ドル×5ドル=500円、110円の場合は同様の計算で550円となります。

また同様に権利調整額(配当)についても為替レートが適用されます。

例えば1ドルの配当金が発生した場合、ドル円の為替レート×1の日本円を受け取ることができるのです。

以上のような仕組みで為替の影響を受ける店頭CFDですが、現物で取引を行うよりも為替リスクの点で優れていると言えます。

例えば同じS&P500を原資産とする東京証券取引所のETF1577を購入すると、株価の値動きそのものに為替の影響を受けることになり(1%円高になれば株価は1%下がる)、仮に原資産となるS&P500株価指数が上昇しても、円高になるとその上昇が打ち消されることもしばしばあります。

為替の影響が売買時の損益と、証拠金および配当金のみにしか影響を与えないのは店頭CFDの優れた点の1つと言えるでしょう。

店頭CFD(GMOクリック証券)のコンバージョンレートと為替

また、GMOクリック証券では為替レートのことを「コンバージョンレート」と言っており、基本的に3時間に1回更新が行われます(急激な相場変動の場合はその限りではありません)。

コンバージョンレート

外貨建てCFDの必要証拠金額の算出、日々の建玉評価、金利調整額、価格調整額、権利調整額および決済損益を確定する際に使用される外貨交換レートのことです。当社では、コンバージョンレートを3時間おきに決定し、お客様にご提示いたします。

相場の変動等により、実勢レートと乖離していると判断した場合は、任意のタイミングでコンバージョンレートを更新することがあります。

またGMOクリック証券のCFD取引では、外貨交換の際の手数料も他の証券会社に比べて優れていると言えます。

SBI証券では外国株を購入する際、日本円を外貨へ交換した後で外国株を購入することになります。

証券口座で外貨へ交換した場合、1ドルにつき0.25円の手数料が発生します(条件により0.005円にまで下げることができますが)。

GMOクリック証券ではそうした交換レートに手数料を上乗せすることなく、レート通りに取引を行うことが可能です。

(もし上乗せしているのであれば、売りと買いでコンバージョンレートを変えるはずですが、コンバージョンレートは売りも買いも1つしかありません)

店頭CFD(GMOクリック証券)の税金

店頭CFD(GMOクリック証券)は利益を確定させると、雑所得とみなされ、税金を支払う必要があります。

雑所得は一般的に他の所得(給与所得や不動産所得)と合算され累進課税となりますが、先物取引や外国為替証拠金取引(FX)の取引所取引の場合は特例としてその利益に対して20%(15%の所得税と5%の住民税)の税金が課せられることとなります。

そして店頭CFD(GMOクリック証券)はその特例に該当しますので、その年に得た利益に対して20%税金が徴収されます

店頭CFDにかかる税金の詳しい解説は別途記事を書きました。

税金がどのような仕組みになっているかだけでなく、得をする税金の支払い方(利益確定のさせ方)も書いていますので参照していただけると幸いです。

FX・くりっく株365・GMOのCFDにかかる税金と得する納税方法

GMOクリック証券のCFD(店頭CFD)の活用法

さて、ここまで話をしてきたことをまとめるとGMOクリック証券のCFDで投資は次のような特徴があります。

  • 利益も損失もレバレッジ分だけ膨らむ
  • かけられるレバレッジは商品により異なる
  • 売買手数料=スプレッド差、スプレッド差は銘柄による
  • 長期投資を行う場合は金利と配当が重要
  • 為替の影響は利益または損失だけに影響するため、小さいと言える
  • 税金は申告分離課税となり、利益に対して20%

これらを踏まえてGMOクリック証券のCFDをどう活用していくべきなのかをまとめていきたいと思います。

GMOクリック証券のCFDでやってはいけない投資方法

まずはやるべきでない投資方法から。

  • スプレッド差が大きい銘柄の短期売買
  • 金利の高い商品の長期投資

順に説明していきます。

スプレッド差が大きい商品を短期で売買すると、利益が全く上がりません。

例えばフェイスブックのスプレッド差は0.5ドルです。

facebookのCFDスプレッド差

Facebookの取引1枚は162.75ドルですので、購入価格における手数料は0.307%となります。

0.3%と聞くとそれほど高くないように思えるかもしれませんが、これは片道の手数料。

短期売買で反対決済する場合は倍の0.6%が経費になります。

個別株の変動幅は1日で数パーセント動くことはザラですが、数パーセントのうちの0.6%というのは経費率としてはあまりにも高すぎます。

また、同じくFacebookの金利は2019年3月現在1枚あたり1日2.8円程度徴収されます。

2.8円/日×365日=1,022円/年間

Facebookの現在の取引価格は16,300円ですので、それを1,022円で割ると・・・6.2%

レバレッジをかけて投資をするには投資額の6.2%も吸い取られていくわけですね。

と、とても長期投資ができる代物じゃない・・・

別にFacebookが嫌いなわけじゃないんですけどね笑、何にせよGMOクリック証券のCFDで投資を行う際にはスプレッド差と金利、特に金利は銘柄によって大きく違うので必ずチェックした方が良いです。

GMOクリック証券のCFDでやるべき投資方法

ここでは実際に私がGMOクリック証券のCFDで利益を上げている方法を紹介していきます。

私がGMOクリック証券のCFDで購入している銘柄は米国S500です。

この銘柄を選択している理由は2つあります

1つは過去数十年のリターンが高く、今後も株価指数上昇が見込めること

もう一つは、長期投資するのにCFDの金利が許容範囲内であること(残念だけど安くはない・・)

です。

S&P500は過去30年の年平均リターンが配当抜きで7.8%です。

S&P500過去30年チャート

 

データのとれる最長期間(69年)で調べてみても、配当抜きで7.5%の利回りを叩き出しています。

S&P500過去69年のチャート

 

過去の値動きを信じるのであれば、配当抜きで7.5~7.8%程度の利回りが期待できそうです。

一方でレバレッジをかけて投資した場合はどの程度の経費がかかるのでしょうか?

2018年を例にして見てみましょう。

2018年S500価格調整価額

価格調整価額は年間で-1,893円、経費率にすると-0.6%程度です。

(この-0.6%という数字は、金利2.6%で配当金が2%、差し引き0.6%になっていることが推測されます。)

レバレッジ1倍でこの銘柄に投資をすれば、7.5%~7.8%から0.6%を引き、年利回り7%程度は期待できます。

その7%に対してレバレッジをかけた分だけ利回りも乗じます。

例えばレバレッジ2倍であれば14%、3倍であれば21%・・・

しかしながら高レバレッジをかければかけるほど、下落時に証拠金が維持できなくなる可能性が高くなりますので、資金管理はきっちりと行う必要があります

また、S&P500を現物で購入すると(ETFなどを購入すると)配当が年に2%程度つきます。

レバレッジをかけずに現物投資を行えば、配当利回りを足して7.5+2=9.5%程度の利回りが得られます。

レバレッジを1.3~1.4倍程度かけると同じく9%程度の利回りになりますが、レバレッジをかけるということはリスクを背負うことに等しいです。

現在の金利下でレバレッジ1.3~1.4倍程度を運用するのであれば、現物でS&P500のETFでも購入した方が良いでしょう。

GMOクリック証券のCFDはほとんどの商品をドル建てで購入することになり、この米国S500という商品もドル建てです。

米国の政策金利が今後上昇すればそれに伴い米国S500の利回りは低下することになり、その場合はレバレッジのかけ方やCFDからの撤退なども考えなくてはいけないかもしれません。

逆に、政策金利が下落することがあればCFDへの投資はより一層有利なものとなるでしょう。

米国経済の今後については、人口動態という観点から記事を書いていますので参照いただけると幸いです。

日本とアメリカの将来推計人口と経済|日本でなく米国に投資すべき理由

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執筆者:たぬ

              

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管理人の「たぬ」です。
株式投資・不動産投資・オプション取引をメインに日々最も安全かつ効率的な投資方法を模索しています。

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